半導体講座開催
2025-09-23 23:07:06

岡山大学の半導体講座が100人超集め、多様な学びの場に

岡山大学の半導体公開講座が大盛況を収める



2025年9月11日と12日、岡山大学津島キャンパスにて「先端半導体テクノロジー入門」という公開講座が行われました。この講座は、岡山半導体研究教育推進委員会によるもので、半導体に関心を持つ学生や社会人、高校生から80歳以上のシニアまで、100人以上の参加者が集まりました。これまでの取り組みに引き続き、産学連携を意識した内容が特徴です。

多様な参加者と幅広いテーマ



この講座は、次世代の半導体分野に関する理解を深めることを目指すものであり、昨年度からスタートした理工系初年次学生向けの単位取得集中講義です。今年度も様々な企業や学術機関から協力を得ており、第一線で活躍する専門家たちがゲスト講師として登場しました。

講義内容は非常に多岐にわたり、AIやスマートフォンの基礎技術、パワーエレクトロニクス、さらには日本の半導体産業の強みや光半導体の応用分野まで、最新の情報や技術が紹介されました。また、今年からは大学コンソーシアム岡山を活用し、県内18大学の学生も参加できるようになり、岡山県立大学や岡山理科大学からも多くの学生が参加しました。

産学官連携の新たな試み



地域企業の教育にも貢献するこの講座は、中国経済産業局からも注目を集めており、中国地域半導体関連産業振興協議会でも取り上げられました。参加者からは「講師の熱意が伝わる中で学べることがとても貴重」や「産学の垣根を超えた新しい形の教育に感動した」という感想が寄せられました。

学生たちも「半導体が私たちの生活をどのように支えているか実感した」「最先端技術に触れることで将来の進路を考える刺激になった」と話しています。また、技術の限界に対する危機感や、他分野との協力の必要性についても意見が挙がり、非常に充実した内容であったことが分かります。

今後の展望



今後も岡山大学は地域の企業や官公庁、国内外の大学と連携を強化し、半導体分野における教育・研究、人材育成を推進していく意向を示しています。地域に根ざした研究大学としての役割を果たしながら、持続可能な未来を担う人材を育てていくこの取り組みに大いに期待が寄せられています。

岡山大学が進めるこうした教育プログラムが、今後も地域社会へ良い影響を与え、次世代を担う人材の育成に繋がっていくことを願っています。


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