推し広告がファン心理を変える!参加者79%がその魅力を実感
2023年11月から2024年10月にかけて、推し活に取り組む15,340人を対象に実施されたアンケート調査が注目されています。この調査は、推し広告がファンの心理に与える影響を特に分析したもので、推し活の新たな形として脚光を浴びている「推し広告®︎」の認知度や参加実績が明らかになりました。
認知度と参加率の実態
この調査では、推し広告の認知率が約90%に達していることが示されました。そのほとんどのファンがこの新しい応援の形を知っており、推し活を行っていることが分かります。一方で、参加率は約30%にとどまっていました。
具体的には、約5,700名が「他人が企画した推し広告に出資して参加したことがある」と回答しました。ますます広がる推し広告ですが、参加経験がない方からは「企画を知らなかった」「参加方法が分からなかった」「金銭的な負担が不安」といった声が上がっています。これらは、今後の推し広告普及の課題として注目されます。
推し広告がもたらす心理的変化
1. 愛情が深化する
調査の結果、79%の参加者が「推しへの想いが増した」と回答しています。この背景には、推し広告を通じて新たな魅力を再発見したり、自分の想いが形になる成功体験が影響していると考えられます。推しへの愛情が深まったことにより、推し活がより活性化する傾向もはっきりしています。
2. ファン同士の絆が強化される
また、78%が「ファンコミュニティへの絆や帰属感が強まった」と感じていることも注目すべき点です。推し広告の企画を通じて、ファン同士の相談やアイデアの共有、進捗状況へのリアクションなどが活発になり、協力して目標に向かうことで一体感が生まれています。結果として、ファンダムを支える絆が強化されていることは、推し広告の重要な効果といえるでしょう。
3. 再参加意欲が非常に高い
93%が「また参加したい」と答え、再参加意欲の高さが示されています。この理由には、達成感や推しに貢献できたことの満足感、ファンダムの絆の強化が寄与しています。推し広告を通じて得られる心理的な充足感が、再び参加したいと感じさせるのでしょう。
4. 推し活がさらに活性化
56%の参加者が、「推し活が増えた」と感じており、新たな交流がモチベーションを引き上げる要因となっています。この流れは『推しループ』と名付けられ、推しが好きになる→推し広告で応援する→推しへの想いが増すという好循環が生まれています。
まとめ
推し広告は、ただの応援手段にとどまらず、ファンの心理的充足感を高める新たな文化として確立されつつあります。企業にとって、この推し広告をどのように活用してファン拡大に結びつけるかが、今後の推し活トレンドを握る鍵となるでしょう。センイルJAPANは、こうした推し広告の普及に向けて支援を続けています。皆さんもぜひ、推しへの愛を応援する一環としてその魅力を発見してみてはいかがでしょうか。