テレビ大阪銀賞受賞
2025-11-28 17:45:43

テレビ大阪が関西写真記者協会賞で銀賞を受賞!感動の取材エピソードとは

テレビ大阪が関西写真記者協会賞で銀賞を受賞!感動の取材エピソードとは



関西で活躍する報道写真家の作品を表彰する「関西写真記者協会賞」が、2025年度の各賞を発表しました。その中で、テレビ大阪がテレビ・ニュース映画の部スポーツ部門で見事銀賞を受賞しました。受賞したのは、長谷寛太ディレクターが手掛けた「やさしいニュース」において放送された『希少ガンと闘う元甲子園球児』という作品です。この作品は、福森大翔さんの感動的な闘病生活を描いています。

福森大翔さんの闘病生活



福森さんは、大阪桐蔭高校で4番打者として輝かしい成績を収め、甲子園でも活躍しました。しかし、26歳という若さで、彼の人生は大きく変わります。腹痛で緊急搬送された際に、希少なガンであるGIST(消化管間質腫瘍)が見つかります。この病気は、10万人に1人しかかからない非常に珍しいものです。一度目の手術が成功し、福森さんは筋力トレーニングを再開することができましたが、2年後、まさかの再発が待っていました。

クラウドファンディングの挑戦



再発の知らせを受けた福森さんは、自らの病気を公にし、クラウドファンディングを始めます。これによって集まった支援を利用し、保険適用外の治療に挑むことになりました。奇跡を信じて立ち上がった福森さんは、さらなる絆を築くことになります。高校時代の同級生で、現在オリックスの主力選手である森友哉選手との約束。「マウンドからホームへ、ボールを届ける」という夢を彼は実現させるため、懸命に練習を重ねました。

始球式で叶えた思い



2023年、京セラドーム大阪でのオリックス戦で、福森さんは始球式に臨みます。集まった3万人の観客の前で、彼は「ホームまでの距離、およそ18m」の思いを乗せた一球を投じました。この瞬間、彼の努力と闘志が一つの球に凝縮されました。始球式の際、森選手がそのボールを受け取り、福森さんは観客からの大きな声援を受けました。この経験は、彼にとって特別なものとなり、「最後は勝つ!」という前向きな言葉を残しました。

ディレクターのコメント



ディレクターの長谷さんは、「福森さんの人柄に心を動かされた方が多かったのだと思います。いつも取材が終わるとハグをして感謝を伝える彼とのやり取りが印象的でした」と振り返ります。受賞の知らせを受け、彼は福森さんからの感謝の気持ちを大切にし、この作品が多くの人に希望を与えられることを願っています。

まとめ



この受賞によって、福森大翔さんの心温まるストーリーが多くの人に広まることを願っています。「やさしいニュース」は、毎週月曜日から金曜日の夕方5時からテレビ大阪で放送中。ぜひご覧いただき、感動のエピソードをお楽しみください。詳細については、こちらのYouTubeリンクもチェックしてください!


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