シンポジウム「無量のいのち」の開催概要
2025年9月5日と6日に、大阪のホテル日航大阪にてシンポジウム「無量のいのち~すべてのいのちを慈しむ~」が開催されます。このイベントは、大阪府佛教会が主催し、公益財団法人全日本仏教会と共催する形で実施されます。また、今回のシンポジウムは2025年の大阪・関西万博の開催を記念し、初めてのオンライン同時開催も行われます。
シンポジウムの背景
現代社会は、多くの混乱や困難を抱えています。ウクライナや中東の紛争、気候変動の影響など、目を背けたくなるような現実が日常的に報道される中で、私たちは「いのち」という概念を再考する必要に迫られています。
シンポジウムのテーマである「無量のいのち」は、単に人間の命に留まらず、地球上の全ての生命に目を向け、その価値と意味を見出そうとするものです。こうした視点は、ブッダが伝えた「いのち」の教えと深く響き合います。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムは二日間にわたって行われ、異なるテーマのフォーラムが設けられます。
- - 9月5日(金) 13:00~18:00には、「未来社会における宗教の役割」フォーラムも開催され、様々な宗教の代表者が登壇します。
- - 9月6日(土) 9:00~12:30には、特に注目される「無量のいのち」のシンポジウムが行われます。登壇者には、小説家の高橋源一郎、科学者の山極壽一、生物学者の福岡伸一など豪華な顔ぶれが揃います。
参加方法
シンポジウムは、ホテル日航大阪での対面参加に加え、YouTubeでの生配信も行われるため、全国どこからでも視聴可能です。参加費は無料です。現地参加をご希望の場合は事前に申し込みが必要です。お申し込みはホテル日航大阪の公式サイトから行えます。オンライン視聴の場合は特定のURLからアクセスしてください。
すべてのいのちを慈しむ意義
シンポジウムの開催によって、私たちは現代の課題を新しい視点から考察し、深い理解を得る機会となるでしょう。国際的な視点や宗教的な知恵を融合させ、全てのいのちを大切にする社会を目指すための一歩を踏み出す場です。この歴史的なシンポジウムは、戦後80年という節目の年にふさわしい、重要なメッセージを持っています。
ぜひ、参加してこの貴重な経験を共有しましょう。