大阪ガス株式会社と大阪ガスマーケティング株式会社は、2025年5月26日より新たに「DaigasID」の運用を開始し、同時にWeb会員サービス「マイ大阪ガス」アプリの大規模なリニューアルを実施しました。この新しいデジタルサービスは、ユーザーが一つのIDで大阪ガスが提供する様々なサービスにアクセスできるようにすることを目的としています。これにより、従来の複雑なアカウント管理が不要になり、シームレスな体験をユーザーに提供します。
背景と目的
エネルギー業界は、自由化や低炭素化の影響、そしてデジタル化が進展する中で、ますます複雑な環境に直面しています。大阪ガスは、多様化する顧客のライフスタイルやニーズに応じたサービスを展開してきましたが、今後も選ばれるエネルギー&サービスカンパニーとなるべく、顧客とのコミュニケーションをさらに強化することが求められます。そこで、デジタル接点における顧客体験(UX)の向上を目指し、「DaigasID」の導入と「マイ大阪ガス」アプリのリニューアルが実施されたのです。
DaigasIDの特徴
「DaigasID」は、大阪ガスが展開する複数のデジタルサービスにアクセスできる共通のIDです。たとえば、「マイ大阪ガス」、「スマイLINK」、「スマぴこ」といったサービスをこのID一つで利用できるため、面倒なログイン作業を解消します。この機能により、ユーザーは同じメールアドレスとパスワードを用いて、各サービスにすばやくログインし、スムーズな体験が可能になります。さらに、「DaigasID」の利用範囲は今後拡大予定で、より便利になることが期待されています。
アプリのリニューアル内容
「マイ大阪ガス」アプリは、2009年のサービス開始以来、多くのユーザーに支持されています。会員数は2025年4月末時点で155万件を超え、ガス・電気の使用量や料金確認の機能以外にも、さまざまな便利機能が追加されてきました。この度のリニューアルでは、パーソナライズ機能が拡充され、ユーザーの属性や利用状況に応じた情報が表示されます。これにより、個々のユーザーがより関連性の高い情報を簡単に得られるようになります。
新しい機能の紹介
また、新たに「お役立ちタブ」と「修理相談タブ」が設けられました。「お役立ちタブ」では、お得なサービスやクーポン、生活の悩みを解決するための実用的な情報が掲載されます。一方、「修理相談タブ」により、ガス機器のトラブルや水回りの問題の際に、アプリを通じて簡単に修理申込みが可能になります。これらの機能は、ユーザーの生活をより便利にし、サービスをより身近なものにするための重要なステップです。
今後の展望
大阪ガスは今後もデジタル技術を駆使し、新たなサービスや商品を展開していく方針です。「DaigasID」を基盤に、より多くのサービスとの連携を進めることで、顧客の生活やビジネスをサポートし、さらに進化させる企業グループを目指しています。デジタル化の波に乗り、新しい価値を提供する大阪ガスから目が離せません!
詳しい情報は、iOS版やAndroid版のアプリからも確認できるので、ぜひダウンロードしてみてください。これからの新しい生活を共に楽しみましょう!