新手術ロボットの導入
2026-08-21 14:39:33

大阪国際がんセンターが導入した新しい手術ロボット「ダビンチSP」について

新たな技術で進化するがん治療



大阪市中央区にある大阪国際がんセンターでは、2026年6月に新しい手術ロボット「ダビンチSP」を導入し、これを用いてのどのがん、具体的には中咽頭がんの手術を成功させました。この「ダビンチSP」は、患者様への負担を軽減することを目指して設計されており、がん治療の新たな選択肢を提供します。

ロボット手術自体はこれまでも行われていましたが、ダビンチSPの導入により、より深い部分に存在するがんの切除が可能になり、患者様の身体的な負荷も大幅に減少します。このように、治療の質を向上させることに取り組む姿勢は、大阪のみならず関西圏全体の医療レベル向上にも寄与しています。

ダビンチSP導入の背景



従来のロボット手術では、がん摘出が口からではなく首を切開して行う必要があるため、手術後の痛みや目立つ傷跡が残ることがありました。また、手術に伴う障害として飲食や発声に対する支障も問題となっていました。このような背景を踏まえて、大阪国際がんセンターでは新たな治療法の模索が行われてきました。以前にもお腹の手術に使用されていた「ダビンチXi」を利用した手術が行われていましたが、視野の問題や器具同士の干渉が課題となっていました。

新しいダビンチSPは、1本のアームを持っており、より少ない切開で手術を行うことが可能です。そのため、手術中の操作性が向上し、手術時間の短縮にもつながります。結果として、患者様は負担を軽減しながら早期回復が期待できるのです。

具体的な手術の進行



ダビンチSPを使用したのどのがん手術の方法は、これまでのものと比較してもその進化は顕著です。手術は、内視鏡を用いて口からアプローチする形で行われます。この方法により、従来のように大きな切開を必要とせず、最小限の侵襲で行うことができるため、術後の痛みや回復に要する時間が大幅に短縮されます。
さらに、頭頸部外科の診療主任である是松瑞樹医師は、「視野の確保が難しい場合でも、ダビンチSPの導入により、今まで切開手術が選択されていた症例にもアプローチできるようになりました。」と、その展開に期待を寄せています。

今後の展開と目標



大阪国際がんセンターでは、ダビンチSPを駆使した頭頸部がん手術を年間50件実施することを目標として掲げており、関西圏の患者様のニーズに応える体制を整えています。この現代的な治療法を駆使することで、手術後のQOL(生活の質)を維持し、早期社会復帰を実現することを目指しています。
安全性を最優先にしながら、患者様一人ひとりの特性や希望に寄り添った質の高い医療を提供するための取り組みを継続していきます。

お問い合わせ



ダビンチSPの詳細や他の治療に関する質問は、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。
大阪国際がんセンター
TEL: 06-6945-1181
事務局 経営改革グループ



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