中古オフィス家具市場の動向(2026年5月度)
2026年5月、株式会社オフィスバスターズが発表した「中古オフィス家具指数」は、オフィス環境の変化を映し出しています。総合指数は2.0968で、前月比では2.9%の減少を記録しましたが、前年同月比で見ると3.2%の上昇となります。
この調査結果から5月は商戦期前の調整局面である一方、既存オフィスの効率化やABW(Activity Based Working)関連商品の需要が続いていることがわかります。特にオフィス移転を伴う大規模な導入だけでなく、既存オフィスの使い勝手を向上させるための什器の追加・入れ替えが行われています。
オフィス家具市場の詳細な動向
価格動向
- - チェア:販売価格が前月比1,371円、前年比1,646円の上昇。特に15,000円以上のOAチェアへの需要が高まっています。
- - デスク:販売価格が前月比で1,123円減少。フリーアドレスデスクは依然として人気ですが、単体デスクの需要は減少傾向にあります。
- - ロッカー:需要が高く、販売価格が763円増加。新年度の人員異動後も、個人スペースの重要性が高まっています。
- - テーブル:前月比216円減少ですが、前年同月比では305円の増加。この価格変動は、会議スペースや共有空間の見直しが影響しています。
継続するABW関連商品のニーズ
5月にはABW関連商品の問い合わせも引き続きありました。これは従来のオフィス環境の枠にとらわれず、柔軟な働き方を促進する商品が求められていることを示しています。
5月の市場状況と今後の展望
2026年5月は、3月・4月の繁忙期を経て落ち着きが見られる一方で、既存オフィスの改装や必要な商品を追加導入するニーズが目立つ月となりました。特に、主要な5区の空室率が低下していること、賃料も上昇していることから、企業はオフィスの移転よりも効率的な家具の追加や見直しに注力する傾向が強まっています。
2026年6月以降、夏季のオフィス移転やレイアウト変更が行われることが予想されており、市場の活性化が期待できます。また、フリーアドレス制度に対応した家具のニーズやABW対応の動きが増加する見込みです。
中古オフィス家具の利点
中古オフィス家具は新品に比べ、資金調達の負担が軽く、短期間で必要な商品を手に入れやすいというメリットがあります。企業がオフィス環境を改善するための選択肢として、ますます注目されています。
結論
2026年5月の中古オフィス家具市場は、既存オフィスの見直しや効率化が進む中で、ABW関連商品の需要が持続していることが明らかになりました。今後も、この市場は企業が新たな働き方を模索する中で成長を続けることが予想されます。引き続き、中古オフィス家具市場の動向に注目していきます。