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2025-09-07 17:36:16

岡山大学の医工系TCカレッジ、フローサイトメーター基礎講習を開催

岡山大学の医工系TCカレッジがフローサイトメーターの基礎講習を実施



2025年8月4日と7日に、国立大学法人岡山大学の鹿田キャンパスで「医工系TCカレッジ」の中級カリキュラム「フローサイトメーター(基礎)」が開催されました。本講座は、医学部の共同実験室セミナーを兼ねており、オンライン授業とハイブリッド形式の実習が組み合わされた内容となっています。

講義の概要



初日に行われたオンライン講義では、岡山大学総合技術部医学系技術課の礒本幸成技術専門職員が講師を務め、フローサイトメーターの基本的な種類やその構造、さらにはデータ解析の原理について詳しく解説されました。特に、2024年に新たに導入されたフローサイトメーター「CytoFlex」の操作方法や仕様についても紹介され、参加者にとって非常に重要な情報が提供されました。

2日目の対面実習では、実際に学内で提供されたサンプルを用いて測定を行い、礒本技術専門職員と研究者がどのようにデータをやり取りしているかを観察する貴重な機会が設けられました。また、セルソーター「FACSAria3」の内部構造や操作方法についても説明があり、参加者はその深い理解を得ることができました。

技術職員の声



参加者の中には、これまでフローサイトメーターに関する知識が十分でなかった技術職員が多く含まれており、実習を通じて多くの疑問が解消されたという感想が寄せられました。例えば、藤井技術専門職員は、「以前から学習したいと思っていましたが、独学では理解するのが難しかった部分が多く、今回の講義でモヤモヤがスッキリしました。」と語りました。また、井澗技術専門職員も「普段ではなかなか触れることのない機器について学べるのがTCカレッジの強みです。」と述べ、この学習が今後の実務にどう生かされるかに期待を寄せていました。

今後の展望



岡山大学の総合技術部は、技術職員の連携とスキル向上を目指し、多様な研修プログラムを続けていきます。佐藤法仁副理事は、「技術職員には、機器の本質を深く理解することが重要です。今後もさらなるスキルアップを推進していきます。」と、今後の継続的なスキル向上に向けた意気込みを示しました。

今回の講座を契機に、技術職員たちは更なる専門知識を身につけることで、岡山大学の研究及び教育支援の質を向上させていくことでしょう。今後も同大学の技術職員による様々な取り組みに注目です。


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