株式会社ソアーが山形大学スキー部を支援
2025年4月、山形県に本社を置く株式会社ソアーは、山形大学スキー部とのスポンサー契約を結び、地域の学生スポーツ支援を行うことになりました。ソアー社は、地元の大学生と企業との架け橋を目指し、学生たちの活動を支援しています。
ソアー社と山形大学スキー部の関係
株式会社ソアーは2022年に設立され、主に有機ELデバイスの開発や製造受託サービスを提供しています。特に、山形大学工学部の卒業生が多く在籍していることから、大学とのつながりを重視し、今回のスポンサーシップに至りました。ソアー社の代表取締役・八巻 雅敏氏は、地域貢献の一環として、この支援が学生たちの成長を助けると考えています。
スポンサーシップの背景
山形大学スキー部は、現状54名の部員を擁し、年間を通じて盛んな活動を展開しています。すでに全日本学生スキー連盟のインカレでは、男子・女子ともに2部に所属しており、近年の目標は男女ともに上位入賞です。しかし、遠征にかかる宿泊費や移動費の負担が大きく、経済的理由で毎年数名の部員が退部している現状があります。
このような状況下で、ソアー社の支援によって新入部員19名分の練習用具の購入が実現され、経済的負担が軽減されることが期待されています。さらに合同練習を行うことで、チーム全体のスキル向上を図ることを目指しています。
SPONSORS BOOSTの効果
今回のスポンサーシップを結ぶために導入された「SPONSORS BOOST」は、企業が大学の部活動をサポートするための新たなプラットフォームです。これにより、スポンサー企業は毎月一定額を支出することで、部活動の経済的支援が可能になります。その結果、部員のモチベーションが向上するだけでなく、企業側も早期に優秀な学生と接点を持てるというウィンウィンの関係が築かれます。
実際、6月21日には米沢市内の綱木川ダムにて、山形大学スキー部との初めてのリアル交流会が開催され、部員とソアー社の担当者が実際に顔を合わせる機会が設けられました。この交流を通じて、部活の活動内容や学生のニーズを深く理解することができ、今後の支援に生かすことが期待されています。
地域貢献とともに
ソアー社のこの取り組みは、単なるスポーツ支援にとどまらず、地域貢献や企業の知名度向上にも寄与すると考えられています。また、山形県内の製造業の魅力を学生たちに伝えることで、地元経済の活性化にもつながるでしょう。
まとめ
今後も株式会社ソアーは、山形大学スキー部との連携を深め、地域に密着した企業としての存在感を高めていくことでしょう。スポーツを通じた交流が新たな可能性を広げ、学生たちのさらなる成長と成功を見守ります。