医療法人徳洲会TIMC OSAKAにおける新たなチャレンジ
近年、医療業界でもデジタルトランスフォーメーション(DX)が求められており、特に通信手段の見直しが急務とされています。その中で、国内最大規模の民間医療グループである医療法人徳洲会が運営する「TOKUSHUKAI INTERNATIONAL Medical Check-up OSAKA(TIMC OSAKA)」は、電話システムの変革に取り組みました。ここでは、プロディライト社のクラウドPBX「INNOVERA」の導入事例を詳細にご紹介します。
クラウドPBX「INNOVERA」とは?
「INNOVERA」は、株式会社プロディライトが提供するクラウドの電話交換システムです。このシステムは、スマートフォンやパソコンから直接電話をかけたり、受けたりすることができるのが特徴です。特に医療機関においては、迅速な応対が求められるため、「INNOVERA」の導入は業務の効率化に大きく貢献しています。
導入の背景と目的
TIMC OSAKAは、高度な医療技術とラグジュアリーな環境を提供する健診専門施設です。電話交換機と電話線を廃止することで、スペースを有効活用し、さらに業務をシンプルにすることが狙いです。そのため、「INNOVERA」を選ぶことになりました。ナースコールシステムでも同じスマートフォンを活用できることから、導入が進められました。
導入による変化
1. スペースの削減
お客様からは「(置き型の)PBXと電話線が無くなったことが一番嬉しい」とコメントが寄せられました。これにより、施設内のスペースが有効活用でき、必要な機器だけが残ります。
2. 業務効率の向上
従来ならFAXで処理していた連絡も、クラウドFAXを併用することでペーパーレス化が進みました。「求人広告がFAXで届くことが減り、PDFで直接確認できるのが助かっています」との声も。これによって、業務の効率化が進み、職員が他の業務に集中しやすくなったといいます。
3. スマートフォンでの一元管理
内線電話とナースコールを同じスマートフォンで管理することで、運用の手間が大幅に削減されました。「INNOVERAの柔軟性が特に気に入っています。他のメーカーのサービスと併用できる点も重要でした」といったコメントがあり、相乗効果が実現できています。
「INNOVERA」の便利な機能
「INNOVERA」の利便性は、通話録音機能にも現れています。実際に「珍しい名前を再確認する際に、通話録音が役立っています」との声もあり、医療現場でのコミュニケーションが円滑に進むことに寄与しています。電話機がLANケーブルで接続されるため、使わないときには、他のデバイスに付け替えて使えるのも好評です。
結論
医療現場では、効率化と安全性の向上が求められています。TIMC OSAKAにおける「INNOVERA」の導入は、今後の医療サービスの在り方を示唆する重要な一例と言えるでしょう。今後も、医療法人徳洲会が進めるDXの取り組みから目が離せません。
導入事例の詳細は、
こちらからご確認いただけます。