夏休みに参加しよう!日本館での自由研究イベント
2025年の夏休み、関西万博の一環として日本館で特別な自由研究イベントが開催されます。その名も「藻っと知りたい藻類のひみつ~日本館で自由研究~」。独特の取り組みとして、藻類の魅力を直接感じられる体験プログラムを通じて、次世代の子どもたちに重要な環境問題について学ぶ機会を提供します。
イベント概要
この特別プログラムは、2025年7月22日から25日、さらに7月28日から29日の計6日間にわたって行われます。日本館内のファームエリアにて、小学生から中学生を対象に開催され、参加者は通常は入れない培養設備の見学や、藻類の顕微鏡観察に挑戦できます。
【開催時間】は、第一回が14:00から、第二回が16:00からです。所要時間はおよそ40分。各回の開始30分前から参加者を募集し、定員に達し次第終了しますので、早めの参加をお勧めします。
日本館ファームエリアの魅力
日本館のファームエリアでは、地球の未来に大きな影響を与える可能性を秘めた藻類を紹介しています。世界中での食料問題や環境問題に対する解決策のひとつとして、藻類を通して循環型社会の重要性を感じてもらうことを目的としています。
このイベントでは、株式会社ちとせ研究所が協力し、現場での専門家から直接学ぶ貴重な機会が得られます。参加者は、細胞がどのように培養され、どんな環境で育てられるのかを実地で見学することができます。
プログラム内容
イベントは、以下の3つの体験プログラムで構成されています。
1. 藻類培養設備見学
普段は立ち入れない培養施設を特別に公開。ボツリオコッカスやスピルリナなど、実際に育てられている藻類の生育環境を間近で観察できます。これにより、藻類の生態や育成方法を直接学ぶことができ、興味を引く瞬間が広がります。
2. 顕微鏡で藻類を観察しよう!
バックヤードで観察した藻類を顕微鏡で拡大し、その構造を詳しく見る体験です。ボツリオコッカスの球状やスピルリナのらせん形の違いを確認し、それぞれの特徴について学びます。普段は見ることのできない微細な世界を体感するチャンスです。
3. クイズでわかる!藻類のすごさ
「なぜ日本館で藻類を育てているのか」や「藻類の力とは何か」、これらの疑問についてクイズ形式で解説します。遊び感覚で楽しく学びながら、自由研究に便利な知識を深めることができます。
参加にあたって
非常にユニークな体験ができるこのイベントは、特に小学校中学年から中学生までの子どもたちに最適です。ただし、子どもだけの参加はできないため、保護者との同行が必須です。
興味のある方は、ぜひ夏休みの自由研究テーマとしてこのイベントを訪れてみてください。未来の環境に対しての理解を深める貴重な経験となることでしょう。また、大阪・関西万博の公式サイトやSNSもチェックして、最新情報を逃さないようにしましょう。日本館での特別プログラムを通して、藻類の魅力を存分に楽しむ機会をお見逃しなく!