株式会社アップスの『Apps』が80億円突破
大阪を拠点とする株式会社アップスが開発したデジタルコンテンツ向け決済SaaS『Apps』が、2025年10月30日付で累計流通総額80億円を達成しました。この成果は、国内外のクライアントからの支持を集め、ビジネス拡大の鍵となっています。
取引額の増加
『Apps』は、ここ5か月間で月間取引額が増加し続けています。6月時点での取引額は4.41億円から始まり、10月には5.87億円に達しました。これは、サービス利用者が増え続けている証拠であり、特にデジタルコンテンツの需要が高まる中で、利用者のニーズに応えた結果といえるでしょう。
取引額の推移は以下の通りです。
- - 2025年6月: 4.41億円 (累計57.18億円)
- - 2025年7月: 5.56億円 (累計62.74億円)
- - 2025年8月: 5.52億円 (累計68.26億円)
- - 2025年9月: 5.89億円 (累計74.15億円)
- - 2025年10月: 5.87億円 (累計80.03億円)
このような流通総額の増加により、アップスはさらなる機能強化とともに新たな顧客層の獲得を目指しています。
分割払い機能の導入
新たに、決済代行会社「Stripe」との提携を強化し、購入者が分割払いを利用できる機能が追加されました。これにより、ユーザーは大きな金額の請求を複数回に分けて支払うことが可能になり、特に高額商品を扱う事業者にはキャッシュフローの改善が期待できます。導入企業は売上を一括入金として受け取れるため、スムーズな運用が可能です。この新機能は、ビジネスチャンスの拡大に寄与すると考えられています。なお、国内決済代行会社「UnivaPay」でも分割払いの対応が進んでおり、今後もユーザーの利便性が高まることでしょう。
ソーシャルメディアでの認知度向上
さらに、公式X(旧Twitter)アカウント「SaaS飯」がついにフォロワー数1万人を突破しました。このアカウントでは、SaaSやAIに関する最新情報を発信しており、多くの個人開発者やビジネスパーソンに役立つ情報を提供しています。アカウントのリンクは
こちら です。このような活動を通じて、ユーザーコミュニティの拡大とブランド認知度向上を図っています。
今後の展望
アップスは、将来的に収益分配機能を実装し、事業者間のジョイントベンチャーを支援する計画を示しています。また、『Apps』専用のデジタルポイント「Appsコイン」を導入し、アプリ内でのエコシステムをさらに拡大する方針です。
さらに、Apps APIやSDKを開発し、個人開発者に新たなマネタイズの手段を提案することを目指しています。これにより、開発者はより自由な展開が可能となり、プラットフォームとしての価値が向上するでしょう。
会社概要
株式会社アップスの概要は以下の通りです:
- - 社名: 株式会社アップス
- - 所在地: 大阪市北区芝田2丁目8-11 共栄ビル3階
- - 代表者: 中井 聖
- - 事業内容: デジタルコンテンツ向け決済SaaS『Apps』の開発・運営、BPaaSモジュール提供
- - 設立: 2008年8月
- - 公式サイト: https://theapps.jp
このように、『Apps』は現在進行形で成長を続けており、今後の展開に対する期待が高まっています。