若手映画作家育成プロジェクトに参画
大阪の映像関連企業、「DOTS&LINE」が文化庁主催の「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2025」に制作プロダクションとして参加することが決定しました。このプロジェクトは、若き映画作家たちの育成を目的とした取り組みで、各分野の才能を線として結びつけることに重きが置かれています。
プロジェクトの概要
「ndjc」は、優れた若手映画作家を公募し、映像製作技術や作家性を磨くためのワークショップや実地研修を行い、さらに作品発表の場を提供します。このたびの参加により、DOTS&LINEは選ばれた監督たちの短編映画制作を支援し、映像業界に新たな風を吹き込むことを目指します。
選出された4名の監督は各自、文化庁からの推薦を受けており、製作実地研修で脚本指導を受けた後、プロのスタッフと共に短編映画の制作を行います。完成した作品は2026年3月に上映予定です。
参画の背景と目指すもの
DOTS&LINEの理念は、「点」を「線」に結ぶことです。この理念をもとに、様々な才能を持った人材が集まり、共同で物語を生み出すプロセスを大切にしています。また、ハリウッド型のワークフローを採用し、企画から編集、マーケティングに至るまで一貫した制作体制を構築しています。これにより、次世代の映像クリエイターを育て、彼らの理想を実現する手助けをすることで、業界全体の発展に寄与することを目指しています。
選ばれた4名の監督たち
1.
鴨林諄宜 (KAMOBAYASHI Tomonari)
- 東映シーエム推薦。1999年生まれの彼は、大学で映画制作を学び、卒業後も自主制作を続けています。
2.
辻井 俊 (TSUJII Shun)
- エピスコープ推薦。1994年生まれの辻井氏は、大学での専門を生かし、映像制作に情熱を注ぐ若きクリエイターです。
3.
中田江玲 (NAKADA Ere)
- DOTS&LINE推薦。1998年生まれの中田氏は、学生時代からの取り組みを経て、脚本中心に多様なプロジェクトに取り組んでいます。
4.
八代夏歌 (YASHIRO Natsuka)
- ポトフ推薦。2005年生まれの八代氏は、高校での学びを基に映画制作を始めた若手の女性監督です。
今後のスケジュール
プロジェクトの進行は、次のスケジュールで進められます。
- - 8月〜10月:脚本開発
- - 11月:撮影
- - 12月〜2026年1月:仕上げ
- - 2026年1月:完成
- - 2026年3月:上映会
このプロジェクトは、次世代の映像作家たちが映像業界での地位を確立するための大きな一歩となります。
まとめ
若手映画作家育成プロジェクト「ndjc」に参加することで、DOTS&LINEは新たな才能との出会いを期待し、彼らの成長を支援するという取り組みを進めていきます。映像業界の未来を担う若者たちの活躍に今後も注目が集まります。