類設計室の共創シンポジウム
2024-12-24 10:38:12

類設計室がオープンイベント『共創シンポジウム』を開催し新たな展望を示す

新たな拠点での共創の可能性を探る



10月26日、東京大田区に新たに開設された共創拠点「Root」で、株式会社類設計室が主催する『共創シンポジウム』が開催されました。ここでは、「活力ある社会」と「高度な建築実現体」を目指すための議論が行われました。

このシンポジウムには、類設計室の取締役である岩井裕介氏が『なぜ共創なのか』をテーマに基調講演を行い、設計事業部の穴瀬博一氏による『共創拠点Rootにかけた想い』が語られました。続いて、設計事業部と教育事業部から新たな学びの場に関する提示や、Panasonic社と協力して木材の特色について調査する発表がありました。また、九州大学の佐藤氏とともに地域木材利用の実証実験に関する研究も議題に上がりました。

共創の重要性



岩井氏は、現代における共創の意義について語ります。「共創の時代にどう活動するか、事業化に向けてどのような思考を持っていくべきか、これを皆で考えていきたい。」と述べ、不確実性が高まる時代において根源を探求していく姿勢の重要性を強調しました。

共創拠点「Root」のコンセプト



次に、穴瀬氏は新しい拠点「Root」の意義について語りました。「この場所は、社内外の共創を促進するための場です。」と述べ、参加者が自由にアイディアを発信できる「共創劇場」や、五感を刺激する「アトリエ」といったコンセプトを紹介しました。これらの仕掛けを通じて生まれる新しい価値が地域にどのように貢献できるかが期待されています。

教育現場からの新たな視点



シンポジウムでは、教育の現場についても触れられました。近年、全国で不登校児童が増加する中、教育の創造的な発展が求められています。このセッションでは、現場の課題に向き合い、さまざまな背景を持つ参加者が新しい学びの場について熱心に議論を交わしました。

木材と光の新たな関係



また、調査テーマとして『木の心地よさと光との関係性』が挙げられました。これは木材を活用するための国産材の本質を探る研究であり、実験的な取り組みが進行中です。このプロジェクトによって、木材の優れた特徴を活かした建築の可能性が広がることが期待されています。

地域木材の利用促進



さらに、京都の教育機関における木造設計の試みが議論されました。地域との連携を深め、木材をより有効に活用するための技術的研究が行われており、その成果がこれからの木造建築にどのように結実するのか注目されています。

未来に向けた共創の場



類設計室は、設計事業、教育事業、農業、宅配、管財など多様な分野で活動しています。新たにオープンした共創拠点「Root」は、社内外の交流が生まれ、新たな価値を創造するための重要な場となるでしょう。今後も共創を通じて、人材、地域、産業の活力を大切にしながら、持続可能な社会を目指す取り組みが進められます。

会社情報



株式会社類設計室は、設計事業、教育事業、農園事業など、様々な業態で活動している企業です。詳しい情報は、公式ウェブサイト(類設計室)をご覧ください。

お問い合わせ



株式会社類設計室 東京設計室 企画部
TEL:03-5713-1011
E-MAIL:[email protected]



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