繊維のまち・泉大津を称えた文学の祭典
泉大津市で開催される第14回「オリアム随筆(エッセイ)賞」授賞式が、2026年3月22日(日)にテクスピア大阪で行われます。このエッセイ賞は、泉大津市が誇る繊維の魅力を全国に広めることを目的に設立されました。特に、国内生産の9割を占める毛布やニット製品など、地域の特産品をテーマにした作品が求められています。
多彩な受賞作品が集結
今回の授賞式では、全国から寄せられた408作品の中から選ばれた7作品が発表されます。審査を行ったのは、著名な作家やエッセイストたち。選考委員には、有栖川有栖氏、玉岡かおる氏、吉村萬壱氏、そして女優・エッセイストの室井滋氏が名を連ね、作品に対する鋭い洞察を共有する予定です。
最優秀賞に輝いたのは、宮﨑みちるさんの「伴奏」。加えて、優秀賞として選ばれた作品も注目されています。例えば、「ピンカチ」という作品を手掛けた片木威氏は、大阪府泉南市在住で68歳の応募者。このように多様なバックグラウンドを持つ作家たちが表現した感動的な作品が、授賞式で紹介されます。
特別企画:室井滋さんによる朗読
今大会の目玉は、特別企画として行われる室井滋さんの朗読です。最優秀賞を受賞した作品が、彼女の声を通じてどのように表現されるのか、その臨場感を味わう貴重な機会です。耳で聞くことで、作品の深さや温かさを感じ取っていただきたいです。
授賞式とフォーラムの詳細
当日は午後2時から授賞式が行われ、その後には文学フォーラムが開催されます。選考委員による懇談や選評が行われ、聴衆の皆様は作品の魅力を一層深く理解できることでしょう。また、参加者全員には、入賞作品を収めた特製小冊子が配布される予定です。入場は無料で、事前予約が必要です。定員は400名と限られているため、早めの申し込みをお勧めします。
催し物の開催場所はテクスピア大阪の1階大ホール。最寄り駅からもアクセスが良いため、泉大津市が繊維のまちとして誇る素晴らしい文化を楽しむためにも、ぜひお越しください。
地域を支える文学賞
オリアム随筆賞は、ただの文学賞にとどまらず、地域の文化や産業を活性化させる重要な役割を果たしています。過去には、受賞作品が入学試験問題に採用されたこともあるこの賞は、毎年多くの文学愛好者たちに影響を与えています。温もりや懐かしさを感じさせる作品が並ぶ中、受賞作品を通じて地域の魅力を再発見することができるでしょう。
文学の楽しみを広げるこの機会を逃さず、ぜひ多くの方に参加していただければと思います。泉大津の「繊維のまち」としての魅力と文学の深淵に触れる貴重な時間を共にしましょう。