新たな研究支援の枠組みが登場!
積水化学工業株式会社は、2025年度の「自然に学ぶものづくり 研究助成プログラム」の募集を正式に開始しました。このプログラムは、自然の知見を活かして人間社会の課題を解決する研究を対象とし、基礎サイエンスの知識を元にしたものづくりの発展を促進します。
プログラムの目的とは?
このプログラムは、2002年度に創立55周年記念事業として始まり、以来325名の研究者に支援を行ってきました。自然にインスパイアされたものづくりを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。参加者は自然の機能を模倣し、社会貢献を目指した様々な研究に取り組むことが期待されています。
新設された『若手奨励賞』
今年度は新たに「若手奨励賞」を設け、45歳未満の研究者を対象とすることで、次世代を担う人材の育成に力を入れています。これにより、挑戦する若手研究者をさらに支援し、革新を促進していきたいと考えています。この奨励賞により、若き才能に機会を提供し、未来の技術革新の種をまくことができるのです。
増額された助成総額
本プログラムの助成総額は、昨年度と比べて40%増の3600万円に設定されています。この増額は、自然に学ぶ研究の重要性が昨今さらに高まっていることを受けてのものであり、参加者にとってはより多くの支援が得られる良い機会となるでしょう。
助成テーマの決定は9月上旬を予定しており、結果発表は10月20日に行われる目録授与式で行われます。受賞者には、競争を勝ち抜いた証として名誉ある賞が授与されます。
持続可能な社会への貢献
積水化学グループは、持続可能な社会の実現と企業の成長を両立させることを目指し、本プログラムを通じてさらなる社会課題の解決に寄与することを誓っています。そのためには、技術革新と研究者の挑戦が不可欠です。
応募書類の準備
プログラムに参加したい研究者は、公式ウェブサイトにて詳しい応募要項を確認することができます。また、過去の助成テーマや自然に学ぶ研究事例についての情報も提供されており、応募を検討する上での一助となるでしょう。詳細は以下のリンクからご確認ください。
この取り組みを通じて、未来に向けた新たな発見や技術の発展を目指し、一人でも多くの若手研究者がこのプログラムに参加することを心より期待しています。