国立国際美術館の新展覧会「コレクション2」
2025年2月15日(土)から6月1日(日)まで、国立国際美術館で新たな展覧会「コレクション2」が開催されます。この展覧会では、近代から現代にかけての重要なアーティストの作品を紹介し、特にルース・アサワの作品が初公開されることが大きな注目を集めています。ルース・アサワは、日系アメリカ人のアーティストであり、そのワイヤー彫刻は今や国際的に評価されています。この機会に、アサワの創造的な作品をぜひご覧ください。
展覧会の概要
本展覧会は、ルイーズ・ブルジョワ、レオノール・アントゥネス、ルース・アサワの3人の作家に焦点を当てます。アサワの作品は、国公立美術館での収蔵が初めてとなるため、非常に貴重なものです。また、アサワだけでなく、認識されることの少ない他の作家たちの作品も多数展示されます。現代美術の素材として糸や布が選ばれ、それらを使った制作行為に新たな視点を与えることで、作品の美しさや意義を再発見できるでしょう。
新収蔵作品を初公開
特に期待されるのが、ルース・アサワの大作「無題」です。この作品は、1965年頃に制作されたもので、五芒星の形にワイヤーを編んでいます。これまで、彼女のワイヤー彫刻が国内の美術館で収蔵されることはあまりなかったため、この機会を逃す手はありません。他にも、ソピアップ・ピッチの「夜想曲no.1」や、竹村京の大型作品、そして手塚愛子の代表作も初展示される予定です。
展覧会の意義
本展は、アートの中での素材や制作行為に焦点を当て、現代美術の新しい側面を掘り下げることを目的としています。作品を通じて、作家たちの意図や感情、さらには歴史をも感じ取ることができるでしょう。観覧者は、ただ作品を見るのではなく、その背後にある物語や思考過程に触れることができる貴重な機会となります。
開催情報
- - 会期:2025年2月15日(土)‒ 6月1日(日)
- - 会場:国立国際美術館地下2階展示室(〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-55)
- - 開館時間:10:00 ‒ 17:00、金曜・土曜は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
- - 休館日:月曜日(特定日開館あり)
- - 観覧料:一般430円、大学生130円(団体料金あり)、高校生以下は無料
交通アクセス
美術館へのアクセスも便利で、大阪の中心から訪れることが可能です。さらに、展示だけでなく、ギャラリー・トークなどの関連イベントも用意されているため、詳細は美術館の公式サイトを確認しておくと良いでしょう。
アートに触れ、新しい発見を楽しむこの機会を見逃さないよう、ぜひお越しください。展覧会の詳細は、
ここをご覧ください。