通信機器の「お蔵入り」実態、購入時のリスク意識は薄い?
私たちの生活に欠かせない通信機器。スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなど、これらはもはや日常の一部として認識されています。しかし、購入したはずの機器が実際にはあまり使われず、倉庫状態になっていることがあります。今回、エクスモバイル株式会社との共同調査から、その実態を浮き彫りにしました。
調査結果のポイント
本調査では、全国の20歳から59歳の男女500人を対象に「通信機器利用に関するアンケート」を実施しました。その結果、購入した通信機器の約2割が使用されていないということが明らかになりました。
約22%が「使っていない通信機器あり」
調査の結果、22.6%の人が「使っていない機器がある」と回答しています。これは、5人に1人が「お蔵入り」状態の通信機器を持っていることを示します。
使われていない機器はスマートフォンとイヤホン
特に多くの人が未使用と答えた通信機器は「スマートフォン」と「ワイヤレスイヤホン」で、それぞれ26.6%、次いで「パソコン」や「タブレット端末」が続いています。
使用しなくなる理由は「思ったほど使わなかった」
使わなくなった理由として最も多かったのは、「思ったほど使う機会がなかった」という意見で、38.1%を占めています。次に「新しい機種に買い替えた」が31.9%で続き、実際の使用頻度と購買動機に大きなギャップがあることが見えてきました。
購入時のリスク意識が薄い
通信機器を購入する際に「使わなくなるリスク」を意識しているかを尋ねたところ、76.4%があまり意識していないか、全く意識していないと回答しました。これにより、多くの人が「使い続けるつもりで購入する」という前提で判断していることが浮き彫りとなり、必要性の精査が不足している実態が明らかになりました。
購入かレンタルか、選択肢の多様化
まだまだ「購入」が主流である一方、「使い分け」や「レンタル」の意識も広がっています。「用途によって使い分ける」と答えた人は16.6%で、短期間の利用にはレンタルの方が便利と感じる人も見受けられます。
コストと安心感が購入を後押し
購入が合理的だと考える理由のトップは「長期間使うため購入の方が安い」との意見で、46.8%を占めています。また、「所有している安心感がある」という意見も多く、通信機器の購入には心理的な安心感が影響を与えていることがわかりました。
結論
今回の調査結果から、通信機器は「所有」から「最適利用」へと意識のシフトが必要であることが示唆されます。特に「期待感」や「話題性」が購買行動に影響を与える現代において、実際の使用シーンをしっかりと見極めることが何よりも大切です。また、柔軟な利用形態の選択肢も増えている今、自分に合った方法で通信機器を活用することが、無駄を省く鍵となるでしょう。