広報誌「いちょう並木」特集
2025-04-20 02:00:26

岡山大学が発行した広報誌「いちょう並木」特集号の魅力に迫る

岡山大学広報誌「いちょう並木」Vol.108が示す地域との新たな関わり



2025年4月1日、岡山大学が発行する広報誌「いちょう並木」の最新号Vol.108が登場しました。今回の特集テーマは、「この街と岡山大学 まちを診る、街を創る」。地域中核となる研究大学として、岡山大学が取り組むさまざまなプロジェクトとその成果を紹介しています。

まちを診る、街を創る



本号では、真摯に地域課題に向き合う氏原岳人准教授の取り組みが特集されています。氏原准教授は、地図と町の風景に魅せられ、都市計画を専門としています。彼の研究は、空き家問題や防災、交通など、地域が抱えるさまざまな課題に焦点を当て、「まちを診て、まちを治療する」実践的な研究を推し進めています。岡山の未来を形作る彼のアプローチについて、注目の発表を聞いてみる価値があります。

古墳を空から探る



また、光本順教授を中心とした研究チームが取り組む新たな考古学の形にもご注目ください。ドローンとレーザー技術を融合させ、古墳や古代の人々が暮らした風景を立体的に描き出すこの研究は、古代の地形理解に新たな視点を提供します。空からの視点がいかに考古学を変えるのか、その成果をぜひ見てほしいです。

吉備中央町の未来を変える「きびアプリ」



岡山大学の学生たちが吉備中央町で「きびアプリ」と呼ばれる地域活性化アプリの開発に関与しています。健康管理から買い物、移動サポートに至るまで、様々な機能を持つこのアプリは、地域の未来を便利で豊かにする一助となることを目指しています。特に高齢者向けのサポートを強化する取り組みも進行中で、専用のタッチペンの開発が進められています。

災害に強い岡山づくり



岡山大学の「おかやまバトン」プロジェクトも非常に興味深いです。災害教育を通じて防災意識を高めるこのプロジェクトでは、地域住民が協力し合い、災害に備える重要性を訴えています。シミュレーションゲームを通じて、子供たちにも身近な防災を学ばせることが目的です。地域住民の助け合い精神を育むこの取り組みにもぜひ注目したいです。

学生たちの挑戦ストーリー



さらに、岡山大学の学生たちの個性豊かな挑戦も紹介されています。教育学部の片山順貴さんは、演劇部で演技や脚本、演出まで手がけ、学外でも活躍しています。彼の情熱的なストーリーは、同じ志を持つ学生にとって非常に励みになるでしょう。

一方、工学部の山本晴留さんは、アイスホッケー部の副キャプテンとして数々の大会での栄光を手にしてきました。彼の挑戦と熱意は、スポーツの世界での素晴らしい成長物語です。

女性研究者活躍の場を広げる取り組み



また、岡山大学の「女性もっと活躍宣言!WITHプラン」も特筆すべきです。女性研究者の上位職への進出を後押しするためのリーダー育成プログラムなどを展開しています。この取り組みは、学内の多様性と包摂性を促進するための重要なステップとなりそうです。

未来の地域と共に歩む岡山大学



岡山大学は、地域と共に歩むことを目指し、持続可能な開発目標(SDGs)にも力を入れています。地域の未来を見据えて、さまざまな研究や取り組みを行っている岡山大学の、今後の展開に期待が寄せられます。ぜひ最新号の「いちょう並木」を手に取って、岡山大学と地域の進化を感じてみてはいかがでしょうか。興味をそそる内容が盛りだくさんです。最新情報は公式ホームページや広報誌のデジタル版からも確認できます。


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