新たな癒しの空間、ホテル阪急グランレスパイア大阪
大阪の中心に位置する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が、2025年3月21日にオープンします。このプロジェクトは、グローバルに展開する株式会社GARDEにより、インテリアデザインや基本計画が手がけられました。ホテルは、「グラングリーン大阪」の南側からアクセスでき、約6年の歳月を経て、都市と自然が調和する安らぎのある空間が創り上げられました。
「グラングリーン大阪」とは
「グラングリーン大阪」は、JR大阪駅北側に位置する大規模な再開発プロジェクトです。この場所は、“Osaka MIDORI LIFE”というテーマの下、都市機能と自然の共存を目指した複合施設として注目を集めています。広大な「うめきた公園」を中心に、オフィスや商業施設、ホテル、住宅など、多様な機能を兼ね備えたこのプロジェクトは、ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級のスケールを誇ります。
自然を感じるデザインコンセプト
ホテル阪急グランレスパイア大阪のデザインコンセプトは「Natural State(ナチュラルステイト)」です。ここでは、忙しい都市生活を忘れ、リラックスできる癒しの空間が提供されます。客室はアースカラーを基調としており、床から天井までの大きな窓を採用することで、開放感を演出。宿泊者は、自然の緑を感じながら快適に滞在できる環境が整っています。
さらに、宿泊者専用のクラブラウンジも設置され、高級感あふれるひとときを楽しむことができます。また、同じ建物内に関西最大級の健康増進施設「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」が併設されており、専用エレベーターを利用することで、簡単に移動することができます。温泉でのひとときを通じて、訪れる人々はリフレッシュと安らぎを体験できるでしょう。
GARDEのデザイン哲学
このプロジェクトでは、うめきた公園との調和を大切にし、自然を感じるデザインを追求しています。1階の正面壁を植物で覆い、親しみやすい雰囲気を演出。実際の丸太を使用したプランターや、アースカラーのインテリアが、居心地の良さを高めています。また、朝と夜で異なる照明演出を取り入れることで、時間帯によって異なる表情を見せる空間づくりにも力を入れています。
特に魅力的なポイントは、5階に位置するラウンジや6階の宿泊者ラウンジ、27階のクラブラウンジにおける設計です。6階の宿泊者ラウンジには、半個室のセクションが設けられ、プライベート感を大切にしています。また、27階では星空や夜景を楽しめる天吊りアートを設置し、エレベーターが開いた瞬間に圧巻の景色が広がります。これにより、宿泊者は特別な瞬間を体験できる工夫がなされています。
期待される未来
「ホテル阪急グランレスパイア大阪」の開業は、今後多くの人々にとって安らぎの場所となることが期待されています。GARDEの代表である室賢治氏は、このプロジェクトを通じて「静かな癒し(REST)」と「明日への活力(INSPIRE)」を提供するという目標に向かって進められたことに大きな達成感を示しています。今後、この新しいブランド「レスパイア」が国内外の人々に長く愛される存在になることを願ってやみません。
ホテルの基本情報
- - 名称: ホテル阪急グランレスパイア大阪
- - 所在地: 大阪市北区大深町5番54号(グラングリーン大阪 南館)
- - 客室数: 482室(ダブル160室、ツイン322室)
- - 施設: クラブラウンジ、宿泊者ラウンジ、フィットネスルーム、レストラン「MAISON VERTE」など
- - アクセス: JR「大阪駅」うめきた地下口より徒歩約4分
GARDEについて
GARDEはラグジュアリーなブランディングデザインを専門とする企業で、東京を拠点に世界各地で多様な空間のデザインを手がけています。今後も「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が、このブランドの名に恥じない空間を提供することを期待しましょう。