FC大阪の大嶽直人監督が退任、藪田光教ヘッドコーチが新体制をスタート

FC大阪大嶽直人監督退任のお知らせ

FC大阪は、2025年8月31日をもって大嶽直人監督との契約を解除したことを発表しました。双方合意のもとでの退任で、さらなるクラブの成長を目指して新たな体制がスタートします。新たに指揮を執るのは、トップチームのヘッドコーチである藪田光教氏です。

大嶽直人監督のプロフィール

大嶽直人（OTAKE Naoto）監督は1968年生まれで、静岡県出身のサッカー指導者です。JFA Proライセンスを保持し、選手としても長いキャリアを築いてきました。1984年から1991年にかけて東海大学第一高校や順天堂大学でプレーし、その後1991年から1997年まで横浜フリューゲルスや京都パープルサンガでプロ選手として活躍しました。

監督としてのキャリアは2001年に始まり、これまでに数多くのチームで指導をしてきました。特に、湘南ベルマーレでの指導経験が際立っており、それにより彼の名声は高まりました。FC大阪の監督としては、クラブ史上初のプレーオフ進出を果たした功績は特筆すべきものです。

退任コメント

大嶽監督は退任にあたり、ファンやサポーターへの感謝の言葉を述べています。「日頃よりFC大阪への温かいご声援、そして多大なるご支援をいただきありがとうございます」と述べ、さらには「選手・スタッフ、ファン・サポーターの皆さま、そしてクラブに関わる全ての方々と共に戦えたことを心より感謝申し上げます」と感謝の意を表明しました。

新体制のスタート

新たにFC大阪のヘッドコーチに就任した藪田光教（YABUTA Mitsunori）氏は、1976年生まれの神奈川県出身で、JFA Proライセンスを有します。横浜FCを中心に長年にわたり指導者としての経験を積んできた彼は、その手腕に期待が寄せられています。藪田氏はFC大阪において、これまでの経験を活かし、チームをJ3でのさらなる成長とJ2昇格へ導くことが求められます。

藪田ヘッドコーチは、チームの現状や後半戦の展望を踏まえて、新たな戦い方を提案することが期待されています。「優勝を目指すために、新しい体制で挑戦していく必要がある」と語る近藤祐輔社長の言葉もあり、今後のFC大阪に新たな風が吹き込むことでしょう。