『博士の異常な愛情』
2025-04-22 17:28:47

核と人間の愚かさを描く舞台『博士の異常な愛情』日本公開

舞台『博士の異常な愛情』の魅力



5月9日(金)から日本で公開されるナショナル・シアター・ライブ『博士の異常な愛情』は、イギリスの名門ノエル・カワード・シアターで上演された舞台を収録した作品です。この舞台は、スタンリー・キューブリック監督の名作映画を原作に、核戦争の恐怖と人間の愚かさを巧みに描くブラック・コメディに仕上げられています。

この作品では、主演のスティーヴ・クーガンがなんと4役を演じ分けます。BAFTA賞を7度受賞した実力派俳優の彼の演技は、舞台のみならず映像作品でも高く評価されています。彼がどのように各キャラクターを演じ分け、ストーリーを盛り上げているのか、大いに期待が寄せられています。

現代社会へのメッセージ



時代背景が異なる60年代の作品が、現代の我々にどのように響くのでしょうか。核兵器への関心が高まっている今、映画『博士の異常な愛情』が描いた人間の愚かさは、より身近な問題として捉えられます。本作も、そのメッセージを受け継ぎつつ、現代の視点を加えた内容になっているとのことです。

原作映画では、アメリカの将軍が核攻撃を引き起こし、政府と一人の風変わりな科学者が地球の滅亡を回避するために奔走します。シュールで風刺的な展開は、観る者に様々な感情を呼び起こすこと間違いなしです。

詳細情報



上映が行われるのは、TOHOシネマズ 日本橋、シネ・リーブル池袋、そして大阪ステーションシティシネマなど各地の映画館で、映画公開期間は5月9日(金)から5月15日(木)までとなります。詳細な上映スケジュールは、各映画館にて確認してください。

また、今作の演出を担当するのはオリヴィエ賞受賞歴を持つショーン・フォーリー。彼は映画『マインドホーン』の監督としても知られ、また脚本にはアーマンド・イアヌッチも参加。彼の作品にはエミー賞受賞の実績がありまして、信頼のおけるクリエイティブ・チームが集結しています。

予告映像



本作についてもっと知りたい方は、30秒予告や15秒予告がこちらから視聴可能です。


この舞台を通じて、ブラックユーモア溢れる描写をそのまま受け止め、世界の現状について再考する機会を得られることでしょう。映画館でこの貴重な機会をお見逃しなく、ぜひ足を運んでみてください。


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