新たな後継者が誕生！株式会社マキシムの未来を紡ぐ原幹弘氏

サーチファンドの新たな挑戦
日本の企業において後継者問題が深刻化していますが、サーチファンドを駆使した事業承継の方法論が注目を集めています。この度、Fore Bridge株式会社が運営するサーチファンドを通じて、マイナス帯電水生成装置「ドールマンショック」を製造・販売する株式会社マキシムの後継者が原幹弘氏に決定しました。
この投資実行により、原氏は2025年8月よりマキシムの代表取締役に就任し、今後50年の歴史を持つ同社を新たな時代へと導く舵取りを行います。

株式会社マキシムについて

1975年に創業された株式会社マキシムは、大阪市淀川区に本社を置き、初めは乳幼児向けの手形足型商品製造からスタートしました。以降、一般消費者向け浄水器事業に参入し、水がもたらす潜在的な効果を広めるため「ドールマンショック」を開発しました。
この装置は、飲食店での洗浄の効率を向上させるだけでなく、環境負荷の低減にも寄与しており、SDGsにも貢献する取り組みが評価されています。

サーチファンドを用いた新しい事業承継の形

サーチファンドとは、次世代の経営者を目指す個人が投資家から資金を集め、企業の買収・経営を行うプロセスであり、従来の企業間M&Aとは異なり後継者自身が主体となります。この仕組みを利用することで、原氏は前代表の東様と深い信頼関係を築き、承継の本質的な意味合いをつなげています。

ネクストプレナー原幹弘の挑戦

原幹弘氏は、過去に大手飲料メーカーや厨房関連機器会社の経営を経験し、豊富な知識と人脈を有する経営者です。彼は「この課題解決に自分の経験を役立てたい」と考え、Fore Bridge社と出会いました。原氏は、マキシムを次世代へと引き渡す道のりをどう進めるか、そのビジョンと情熱を新たに語ります。

従業員や顧客との信頼関係を重視

原氏は、信頼関係を深め、会社が誇りを持てる存在へと成長させる意向を示しています。彼の考えには、幅広い世代での新しい職場文化の確立を目指し、従業員が活き活きと働ける環境創りに力を注ぐ姿勢が見えます。

株式会社マキシムの未来

新たに原氏が指揮するマキシムの未来は、技術力の維持・向上はもとより、若手人材の活躍による会社の変革が期待されています。また、今後の事業成長には、新しい製品の開発やマーケティング戦略の強化が不可欠です。原氏の指導のもと、マキシムはさらなる進化へ向けた取り組みを強化していくことでしょう。
この進展が、単なる経営承継に留まらず、地域社会や次世代への貢献につながることを願っています。