さのみなと団地再生
2025-04-17 18:03:24

さのみなと団地再生プロジェクト、関西まちづくり賞を受賞!地域活性化への道

さのみなと団地再生プロジェクトが関西まちづくり賞を受賞



2024年度の第27回「関西まちづくり賞」において、さのみなと団地を再生したプロジェクトが栄誉を手にしました。仕組みづくりや調査、及び設計における優れた業績が認められ、地域計画の発展に貢献した取り組みが高く評価されています。このプロジェクトは、特に社会的意義が強いものとして選ばれました。

さのみなと団地とは?



さのみなと団地は、関西国際空港の近くに位置し、329戸を有する団地として、民間企業が譲渡を受けた日本初のケースです。しかし、当初は入居率が58.7%と低迷する状態でした。しかし、約10年に及ぶ再生計画が実を結び、現在では95%に改善しました。特に子育て世代の入居者は顕著に増加しました。20〜40代の世代は25%から41%に、20代に至っては5%から16%へと増加しました。これにより、幅広い世代が心地良く生活しています。

プロジェクトの取り組み



「さのみなと団地再生プロジェクト」では、2つのアプローチ、ハードとソフトの両面からの再生が行われました。まずハード面では、鳩やゴミ問題の対策としてタカによる駆除やゴミステーションの設置、大規模な共用部の改修、室内リノベーション、防犯カメラの設置などが実施されました。これにより、清潔で安全な住環境が整備されました。

次にソフト面では、地域の住民とともにイベントの実施や、広報活動としてYouTubeシリーズを立ち上げ、住民の声や生活の実態を発信するなど、コミュニティの強化が図られました。これにより、さのみなと団地はただの住宅地から新しいライフスタイルの選択肢へと生まれ変わりました。

今後の展望



本プロジェクトの受賞は、地域の再生モデルとしても注目されており、今後の展開が期待されます。地域ストックの有効活用や空き家の再生など、団地の枠を超えた取り組みが評価されました。管理体制には地域との信頼関係を重視し、住民とのコミュニケーションを確保することで、安定した入居率を維持しています。

地域との連携



地域との継続的な関係構築が、さらなる地域活性化や新たな関係人口の創出に寄与することが期待されます。このように、さのみなと団地再生プロジェクトはただの建物の再生ではなく、地域全体の価値向上へと貢献しています。この成果は、地域住民や協力会社との連携があってこそのものです。今後も地道な努力を続け、地域の発展に寄与していく姿勢が強調されています。

会社の理念



このプロジェクトを推進している株式会社情報都市は、「家を繋いでいき、成熟した社会を作る」という理念のもと、地域の居場所力を発揮する物件づくりに取り組んでいます。空き家の利活用を通じて、地域の魅力を新たに引き出し、多様なライフスタイルを可能とする居住環境を提案しています。

詳細情報



さのみなと団地のWebサイト
Instagramでの情報発信
YouTubeシリーズ)


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

関連リンク

サードペディア百科事典: さのみなと団地 関西まちづくり賞 株式会社情報都市

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。