古着からベンチへ
2025-03-05 09:00:23

古着をアップサイクル!株式会社colourloopが新たなベンチ製作に挑戦

古着から新たな価値を生み出す挑戦



日本は毎年約200万トンにも及ぶ繊維廃棄物を出しています。そのうち、およそ75%が焼却や埋め立てされ、多くが無駄になっています。こうした課題に立ち向かうべく、株式会社colourloopは新たなプロジェクトを立ち上げました。彼らの目指すのは、これらの古着や古布を“ゴミ”から“資源”へと変えて、循環型社会を実現することです。そのために開発されたのが、独自のリサイクル技術「Colour Recycle System」です。

「Colour Recycle System」による新しいリサイクル



colourloopの特許技術である「Colour Recycle System」は、廃棄繊維を「色」で分別することに特徴があります。これにより、これまで困難だった異素材のリサイクルが可能になり、独自のデザイン性をもった新しい製品作りが実現します。この技術を駆使した新しいベンチの製作が、現在進行中のクラウドファンディングプロジェクトの中心です。

新素材「TEXLAM®︎」の魅力



今回は、このプロジェクトで使用される新素材「TEXLAM®︎」について詳しく紹介します。この素材は、京都工芸繊維大学と共同開発された繊維由来のボードです。TEXLAM®︎は、厚みや密度、デザインの自由度が高く、インテリアとしても魅力的な要素を持っています。これにより、古着を使ったハイセンスなインテリアアイテムとしても注目を浴びることが期待されています。サステナビリティを意識する現代において、こうした素材が生まれる意義は非常に大きいです。

クラウドファンディングの詳細



プロジェクトの目標金額は300万円で、2025年3月5日から2025年4月30日までの期間に支援を募ります。そして、支援者の方々には、製作したベンチやTEXLAM®︎を使った限定アイテムがリターンとして提供されます。これにより多くの人々が、手に取ることで廃棄繊維に対する意識を高めてもらえることを目指しています。

持続可能な未来へのステップ



colourloopの代表取締役、内丸もと子さんは、「私たちの技術を活かして、社会に新しい選択肢を提供したい」と話しています。彼女の情熱は、多くの人々に届けられ、このプロジェクトは廃棄繊維リサイクルの新たな可能性を示すものとなるでしょう。さらに、今後の展望として、新しいアップサイクル製品の開発に取り組むことや、多々の企業とのコラボレーションも進めていく予定です。

このプロジェクトを通じて、古着の新たな価値を見つけ出し、持続可能なサステナブル社会の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されています。古着が新しい形で生まれ変わる様子をぜひ見守ってください!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: リサイクル colourloop TEXLAM

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。