福岡ライジングゼファー、熊本との九州ダービーで惜しくも敗北

九州ダービーでの福岡ライジングゼファー

2025年4月19日、B.LEAGUE 2024-25シーズンの福岡ライジングゼファー対熊本ヴォルターズという九州ダービーが行われました。試合は福岡が77-81で敗れ、連勝の流れが途切れる結果となりました。

試合の流れ

前半戦の展開

試合がスタートすると、両チームの意気込みが強く感じられました。熊本の#3山本選手が開始早々から連続得点を決め、福岡は苦しい立ち上がりを見せました。対する福岡は、#0會田選手の3ポイントシュート、#5ランダル選手、#1中村選手の果敢なアタックが光り、得点を重ねました。しかし、やはり山本選手の活躍が際立ち、前半だけで19得点を許す厳しい展開に。福岡はペイント内で16点に抑えられ、熊本が22点とインサイドでの戦いに苦しむ一幕がありました。結局、前半を3点のビハインド（39-42）で終えることとなります。

後半戦の試練

後半が始まると、福岡は逆転を狙うも、熊本のファストブレイクによって一気に点差が二桁に広がる厳しい状況へ。中村選手と#50ブラウン選手の3ポイントシュートが入り、手応えを感じた福岡ですが、インサイドでの得点が伸びず。中村選手がチームをけん引する形で、多彩なオフェンスを見せたものの、37分59秒でのダンクシュートは圧巻。しかし、それでもインサイドの得点で熊本に圧倒され、結果的には77-81で試合終了。

試合後のコメント

試合後、浜口HCは「負けたのは残念だが、怪我なく終えられたのは良かった」と振り返りました。選手たちにはフラストレーションが溜まった部分もあったようです。「熊本がプレーオフ進出を目指している気持ちを感じた」と述べた中村選手は特にチャンスを逃さない精神の大切さを強調。今後の試合に向けての意気込みも語りました。