新薬「ギュラック」
2026-09-16 13:48:29

小林製薬が過敏性腸症候群改善の新薬「ギュラック」を発表

小林製薬が発表した新たな選択肢「ギュラック」



小林製薬株式会社が、過敏性腸症候群(IBS)の再発症状を改善するスイッチOTC医薬品「ギュラック」を2026年9月30日(水)より全国で発売することを発表しました。過敏性腸症候群は、ストレスや不安が引き金となり、急な腹痛や下痢、便秘などの症状が現れる病気です。この新薬は、特に医療機関でIBSと診断された経験を持つ方々に、新しいセルフケアの手段を提供します。

IBSの現状と課題



IBSは、約193万人以上の人々が経験しているとされ、見えにくい健康問題として多くの人に影響を与える疾患です。ストレス社会のなか、腸の調子を崩す人々が増えており、周囲に理解してもらえず、孤独感を抱えることも少なくありません。また、再発を繰り返すこの病気は、受診への心理的負担が大きく、なかなか手軽に対処できないのが現状です。

小林製薬の調査によると、ストレスによる腸の不調を訴えている人は約570万人に達し、そのうちIBSと診断された人は3人に1人というデータも出ています。こうした方々が、再発症状に悩む際の新たな選択肢として「ギュラック」の開発が進められました。

有効成分「ポリカルボフィルカルシウム」



「ギュラック」に含まれる有効成分「ポリカルボフィルカルシウム」は、医療用でも広く利用されているもので、IBSによる下痢や便秘を効果的に緩和する働きがあります。具体的には、下痢の際は便中の余分な水分を吸収し、便秘の際には保持した水分で便を柔らかくします。この二重のアプローチによって、便の状態を整え、症状改善を図ります。

医療用からOTC医薬品へ



「ギュラック」は医療用有効成分をそのまま配合した初のスイッチOTC医薬品です。これは、過去にIBSの診断を受けた方が、再発時に手軽に対処できるように設計されています。薬局やドラッグストアでの購入が可能ですが、一定の指導が必要な要指導医薬品として販売されます。服用方法は、成人の場合、1回1錠を1日3回食後に服用することが推奨されています。もし2週間服用しても症状が改善しない場合は、服用を中止し、専門家に相談することが重要です。

開発の背景と担当者の想い



IBSは検査で身体的な異常が確認できないことから、症状のつらさに加え、周囲からの理解が得にくい側面があります。小林製薬では、そういった背景を考慮し、IBSに悩む人々に身近なセルフケアを可能にすることが必要だと感じ、この新薬の開発に至りました。担当者は「過敏性腸症候群で悩む方々が、自分のライフスタイルに合わせて手軽に解決できる選択肢を提供できることを目指しました。日常生活の中で安心して暮らせる環境を整える手助けをしたいです」と語っています。

生活の質の向上に寄与



「ギュラック」を通じて、日常的に感じる腸の不調を和らげることが期待されています。IBSは生命に関わる病ではないものの、生活の質(QOL)に大きな影響を与えます。そのため、適切なセルフケアや治療法の確保が大変重要です。今後の発売により、IBS患者の方々が安心して生活できる一助となることが願われます。

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製品概要


  • - 製品名:ギュラック(販売名:ギュラック)
  • - カテゴリー:要指導医薬品
  • - メーカー希望小売価格:1,000円(税抜)10錠入
  • - 発売日:2026年9月30日(水)

健康な毎日を送るために、新たな選択肢としての「ギュラック」にぜひご注目ください。


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