タムロンから新たに発売される高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」は、APS-Cミラーレス一眼カメラ用に特化したモデルです。このレンズは、ニコン Z マウント用が2025年8月28日に、キヤノン RF マウント用が2025年9月26日に発売される予定です。
この高倍率ズームレンズは、特に高い自由度を持つ焦点距離の幅広さが魅力です。具体的には、18mmから300mmまでの焦点距離をカバーし、超広角から超望遠までの撮影が可能です。このため、風景、スナップ、ポートレート、動物撮影、スポーツシーンなど様々なシーンに対応できます。
初めて市場に登場した際は、世界初のズーム比16.6倍を実現したレンズとして注目を浴びました。このような特性は、特に移動中や旅先での撮影シーンにおいて非常に重宝されるでしょう。レンズ交換の手間を大幅に省くことができるため、気軽に使えます。
また、最短撮影距離は広角端で0.15mと、近接撮影にも対応可能です。最大撮影倍率は1:2で、ワイドマクロ撮影も楽しめます。これにより、小さな被写体を大きく、美しくとらえることができ、撮影の幅も広がります。
タムロンが開発したリニアモーターフォーカス機構VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)により、高速かつ高精度なオートフォーカスが実現されており、特に動きのある被写体でも逃さずしっかり捉えることができます。さらに、手ブレ補正機構VC(Vibration Compensation)も搭載されており、手持ち撮影の際にも安定した画像を確保することが可能です。
デザイン面でもコンパクトさと軽量さを考慮した設計となっており、旅行や登山などのアウトドアシーンにおいても持ち運びが容易です。質量はニコン Z マウント用が635g、キヤノン RF マウント用が625gで、どちらも軽量です。
スイッチ類も便利で、特にキヤノン RF マウント用モデルにはAF/MF切り替えスイッチとVC ON/OFFスイッチが搭載されています。また、TAMRON Lens UtilityTMを使用すれば、ファームウェアのアップデートも可能です。
タムロンは、独創的で高品質な光学製品の提供を続けていく意向を示しており、この新しいレンズもその一環です。これからの撮影シーンで、このレンズがどのように役立つか、楽しみです。最新の技術を取り入れたこのレンズは、カメラ愛好者にとって手放せない一品となるでしょう。今後の展開にも期待したいところです。
タムロンについて詳しい情報や製品情報は、公式ウェブサイトにアクセスしてください。公式サイトでは、他の光学製品情報も豊富に紹介されています。特に、様々な使用シーンに応じた製品選びができるため、カメラをより楽しむための情報源として役立てることができます。