安曇野万博登壇
2025-07-24 09:12:30

安曇野ミネラルウォーター、2025大阪・関西万博で新たな挑戦を発表

安曇野ミネラルウォーターが万博で魅せた新たな一歩



2025年7月10日、長野県安曇野市に本社を構える株式会社安曇野ミネラルウォーターが、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のイタリア館で開催された技術発表イベントに登壇しました。代表取締役の新井泰憲氏が新工場の取り組みや製造プロセスについての発表を行い、注目を集めました。

万博での発表の背景


この技術発表イベントは、イタリアに本社を持つオムニア・テクノロジーズ社の主催で、同社が展開するグループ企業ACMI社が製造業界向けに提供している先進的な設備についても紹介されました。ACMI社は、飲料や食品業界に特化した製品を展開し、世界各国での実績を誇る信頼のおけるメーカーです。

安曇野ミネラルウォーターでは、2024年に新工場を立ち上げるにあたり、ACMI社製のブロー成型機、充填機、ラベラー機などの設備を導入しています。新井代表がこの新しい設備を用いた製造プロセスの最先端を分かりやすく伝えました。

発表内容の具体的なポイント


新井氏の発表では、まず安曇野ミネラルウォーターが創業当初から利用しているSACMI社製のラベラーについて触れました。新工場では、1日で3万箱、つまり18万本の2Lミネラルウォーターを生産できる能力を持つことが強調され、企業の成長と地域の資源を活かしたものづくりの姿勢が示されました。

さらに、工場の製造過程にはアートとデザインの要素が取り入れられており、特に製造工程をテーマにした巨大な壁画が描かれたことも紹介されました。このアートを通じて、製品や生産の過程に対する新たな視点を提供し、地域の文化とも繋がりを持つ意義深い展開です。

このようなアイデアの種は、新井氏がイタリア出張時にACMI社の職場を視察した際に得たもので、その職場の雰囲気やデザイン思想がインスピレーションとなっています。

企業の未来への展望


安曇野ミネラルウォーターは、企業パーパスとして「安曇野の資源の価値を世界に広め、縁ある人々の希望の星となる」を掲げています。この理念を実現するため、安定した品質のミネラルウォーターを世界中に届けることを目標としています。

製造業の本質はただ物を作ることではなく、それを通じて文化や価値観を伝える手段でもあるとの信念を持っており、今後も多様な取り組みを通じてその姿勢を貫いていくでしょう。

会社情報


株式会社安曇野ミネラルウォーターは、2012年に設立され、長野県安曇野市穂高有明5945番地に本社を構えています。詳しい情報は公式ウェブサイト こちら からご覧いただけます。

これからの安曇野ミネラルウォーターに目が離せません。万博での挑戦を経て、さらなる飛躍を期待したいですね。


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