OU-SPRINGシンポジウム
2024-12-26 06:19:16

岡山大学のOU-SPRINGシンポジウムで次世代研究者の活躍を促進

岡山大学のOU-SPRINGシンポジウム



2024年12月11日、岡山大学の津島キャンパスで「OU-SPRING 2024 Winter Research Symposium」が開催されました。このシンポジウムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の支援を受けている「次世代研究者挑戦的研究プログラム(OU-SPRING)」の一環として行われ、79名のOU-SPRING認定者が参加し、自身の研究を発表しました。

シンポジウムの目的と内容



OU-SPRINGプログラムは、若手研究者のスキル強化や異分野融合を促すことを目的としています。シンポジウムはポスターセッション形式で、参加者が多様な専門知識を持つ研究者や学生との交流をつくる場でもありました。津島キャンパス創立五十周年記念館で開催されたイベントには、約50人の学生と教職員も参加し、盛況のうちに進行しました。

この日の冒頭、学長の那須保友氏は挨拶を行い、コミュニケーションの重要性を強調しました。学長は、「研究に没頭するだけでなく、日頃からの交流を大切にし、主体的に行動することが将来の研究や社会での活躍に繋がります」と述べました。

発表内容と受賞者



シンポジウムでは、OU-SPRING認定者らが自らの研究成果を3つのグループに分かれてポスタープレゼンテーションで発表。参加者たちは意見を交わし、互いの研究への理解を深めました。また、発表の中で特に優れたものに対する投票も行われ、最優秀発表賞として大学院保健学研究科の辻秀真さんの「食用コオロギの腸内細菌によるサルモネラ菌定着抑制の解析」が選ばれました。優秀発表賞には3名のその他の発表が選ばれ、研究への取り組みが高く評価されました。

閉会の挨拶と今後の展望



cerrado その後、事業統括を務める菅誠治副学長が閉会の挨拶を行い、意見交換の大切さを再認識しました。「専門外の方に自身の研究を説明する力を身に付け、興味を持つことが未来の可能性を広げます」と語り、シンポジウムの意義を強調しました。

イベントの後には、交流会も行われ、出席者たちは今後の研究やキャリアについて話し合いました。参加者は、菅理事や教職員と様々な話題を交わし、互いの現状や将来についての意見を持ち寄りました。

岡山大学の研究者としての姿勢



岡山大学では大学院生を「研究者」として認識し、シンポジウムはその一環として、研究者としてのスキルやネットワークを育てる重要な機会となっています。OU-BRIDGEとしても、多面的な交流を進め、1月16日には座談会が予定されています。この取り組みにより、岡山大学の研究者たちは、アカデミアや企業、地域社会での活躍が期待されています。

今後も岡山大学のプログラムや活動に注目を浴び続けることでしょう。次世代のナレッジワーカーたちがどのように社会を変革していくのか、目が離せません。


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