2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、特別なイベントが企画されています。地域課題の解決を目指す株式会社Meta Osakaと株式会社Meta Heroesの共催による「メタバース・XR・AIアワード」と「防災万博」が、5月27日と28日に行われることが決定しました。さらに、その開催に先駆けて、5月13日と20日に事前説明会が開かれ、このイベントについての詳細情報を共有する貴重な機会となります。
イベントの概要
事前説明会では、両社の代表者がそれぞれのイベントについて直接解説を行います。Meta Osakaの代表である毛利英昭氏は、「メタバース・XR・AIアワード」の概要を、Meta Heroesの松石和俊氏は「防災万博」の内容を順次紹介する予定です。特に、注目すべきは、障がい者支援や防災教育などの社会課題解決を目的としたプログラムが多数用意されている点です。
「メタバース・XR・AIアワード」では、ALSクリエイターによる新技術のパフォーマンスや、FortniteとRobloxのクリエイター表彰などが行われます。また、次世代の教育施設「Hero Egg」が令和4年8月に大阪なんばにオープンし、どなたでもデジタル技術を学べる環境が整っていくことも期待されています。
防災への取り組み
一方、「防災万博」では最新のテクノロジーを駆使した防災教育が行われます。特に「防災こどもピッチ」では、香川県の小学生が発表する未来の防災アイデアが期待されています。これは子どもたちが自ら考え、提案することで、防災に対する理解を深める取り組みです。また、VRを利用した災害対応シミュレーションなど、最新の防災技術も紹介される予定です。
参加方法
この事前説明会は、両日の12:00から12:50にわたりなんばパークスの1階Hero Eggで開催されます。参加は無料で、事前の申し込みが必要です。特に、メディア関係の方には、万博における取材のポイントや視覚的な素材を事前に体験していただける貴重な機会となります。
テクノロジーの活用
Meta Osakaは「大阪を世界一おもろい都市に」というビジョンのもと、デジタル技術を活用して地域活性化を目指しています。未来型都市の実現に向けた「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」では、現在進行中のプロジェクトとして注目されます。
また、Meta Heroesは地域課題を解決するための技術としてAIやVRの活用を進めており、特に教育面での取り組みが評価されています。
まとめ
今後の大阪・関西万博に向けた取り組みとして、3つのテーマ—メタバース、XR、AI—が融合する新しい形のイベントが期待されています。この事前説明会を通じて、これからの社会課題解決に向けたビジョンを抱く企業の意気込みを感じることができるでしょう。デジタル技術の力で、地域の未来を作るための第一歩として、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。