コープこうべが新たに「sinops-CLOUD」を導入
生活協同組合コープこうべが、全129店舗で導入していた自動発注システムを、最新のクラウド型需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」へ完全移行しました。この取り組みは、長年の信頼関係に基づいており、さらなる店舗業務の効率化を目指すものです。
導入の背景
コープこうべと株式会社シノプスの協力は、2010年に遡ります。当初、コープこうべはシノプスによって開発された自動発注システム「sinops-R5」を導入し、特に賞味期限が短い日配品の需要予測を実施することができました。2012年には全店舗においてこのシステムを拡大し、その後も多様な商品カテゴリーに適用していきました。
このシステム導入により、日配品の発注業務は大幅に効率化され、従来約4時間半かかっていた作業時間が45分に短縮されました。これにより、担当者の経験や勘に依存していた発注精度が平準化され、業務全般の生産性が向上しました。
ところが、引き続き業務を効率化し、需要予測精度を高めるために、コープこうべは「sinops-CLOUD」への移行を決定しました。2026年6月までに全店舗でシステムの切り替えが完了し、クラウド環境で新たな運用が開始される予定です。この新システムにより、さらなる発注精度の向上と短縮した発注時間の実現が期待されています。
今後の展望
シノプスは、コープこうべとの協力を通じて、需要予測及び自動発注の最適化を支援していく方針です。特に、持続可能なサプライチェーンの構築や、食品ロスの削減、労働力不足の解消に貢献していくことが重要です。
長期にわたる信頼関係を基に、コープこうべの事業発展をシノプスの需要予測技術で支えることが目指されます。そして、将来的には、より一層の業務効率化と地域貢献が期待されているのです。
生活協同組合コープこうべの概要
コープこうべは1921年に設立され、組合員と地域の生活を支えるために様々な事業や活動を展開しています。「愛と協同」を基にしたこの運動は、一人では達成できない目標を皆で達成することを目指しています。
株式会社シノプスの特徴
シノプスは、需要予測型自動発注サービス「sinops」を開発・提供するソフトウェアメーカーで、食品業界に特化した技術を持っています。無料で利用できるクラウドサービスを通じて、効率的な在庫管理をサポートし、広く社会貢献を果たすことを目指しています。
需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」
このクラウドサービスは、各店舗における在庫情報をリアルタイムで把握し、AIを用いて最適な発注数を算出します。さらに、客数予測や値引きのタイミングを見計らう機能も提供されており、より精度の高い運営が可能になります。新たな技術を駆使して、業界の課題の解決に取り組む姿勢が見受けられます。