大阪からダナンへの新たな旅の始まり
2023年7月3日、関西国際空港にて記念セレモニーが行われ、大阪-ダナン間の直行便が約5年ぶりに再開されました。この運航再開は、日本とベトナムを結ぶ重要な交通手段として、多くの期待が寄せられています。
運航スケジュールと利便性
ベトナム航空は今後、週に4便の頻度でこの路線を運行します。ダナンはベトナムの中部に位置する観光名所で、世界遺産の街ホイアンやフエ、さらには美しいビーチリゾートへのアクセスも容易です。これにより、大阪の旅行者にとって、ベトナムの魅力を気軽に楽しむ選択肢が増えることとなります。
記念セレモニーの壇上には、ベトナム航空の日本地区総支配人ゴー・シー・アイン氏や、在大阪ベトナム総領事館のゴー・チン・ハー氏などが登壇し、両国間の文化交流の強化に向けた期待を語りました。ゴー・シー・アイン氏は「ダナンは、関西のお客様に長年親しまれている街であり、この再開が新たな交流の架け橋になることを願っています」とコメントしました。
記念セレモニーの模様
セレモニーは、関西国際空港第1ターミナルの搭乗ゲート付近で開催され、多くの関係者が集まりました。テープカットでは、関係者たちが笑顔でハサミを入れ、再開初便の出発を祝いました。拍手と歓声が響き渡る中、再び大阪とダナンを結ぶ空の旅が始まる瞬間が印象的でした。
この記念すべきイベントに出席したのは、日越堺友好協会の副理事長や、自治体の市長など多岐にわたっています。幹部たちの期待に応え、新たなビジネスや文化的交流が促進されることを期待したいですね。
初便利用者への特別な贈り物
運航再開を祝して、初便に搭乗した乗客には、ベトナム航空のロゴ入りトートバッグが贈られました。参加者は、この心温まるサプライズに喜んでいました。ベトナム航空は、今後も安心・快適なフライトを提供し、思い出に残る旅作りをサポートします。
ベトナム航空の取り組み
ベトナム航空は、スカイチームアライアンスメンバーとして世界的に展開をしています。2024年には、日本路線の就航30周年を迎え、ボーイング787など最新鋭の機材で、国内外の多様な路線をスムーズに結んでいます。
加えて、持続可能な開発にも力を入れ、2050年までにネットゼロ排出を目指すなど、未来志向の航空会社としての姿勢も評価されています。これからも多くの観光客が、ベトナムと日本の架け橋となるよう、サービスの向上に努めていくことでしょう。
まとめ
このように、東京や名古屋、福岡を経由しての便に加え、大阪からの直接のアクセスが可能になることで、多くの人々にとってベトナムへの旅がより身近なものとなります。文化・地域・ビジネスの交流を深める機会として、この新たな直行便をぜひご活用ください!