株式会社マイナビパートナーズは、障がい者雇用に特化したeラーニング研修「Special Learning for business」にて、障がい者雇用を推進するための新たな取り組みを開始しました。このプログラムは、2026年に予定されている法定雇用率の引き上げに備え、企業が抱える課題の解決に向けた貴重なリソースとなることを目指しています。
eラーニング研修の概要
特に、マイナビパートナーズのDEIソリューション事業部の守屋優事業部長が、講師としてこの研修に参加し、現場での実践を重視した内容を提供しています。この研修プログラムでは、障がい者雇用の導入支援における豊富な経験を活かし、実用的な知識や対応方法を解説しています。障がい者雇用というテーマは年々重要性を増す中、特に多くの企業では管理職や現場の社員がこの分野に関する十分な教育を受けていない現状があります。現場での配慮を欠かさず、具体的な体験から得た学びを通じて、社員に安心して対応していただくための内容が盛り込まれています。
法定雇用率の引き上げに向けた取り組み
日本の障がい者雇用は着実に進展していますが、依然として企業が抱える「受け入れ体制の整備」や「現場理解の促進」という根本的な課題は残っています。2026年7月には法定雇用率が現在の2.5%から2.7%に引き上げられることから、今回の研修は企業にとって非常に重要な意味を持ちます。特に、管理職や現場担当者が、具体的な障がい者雇用のマネジメントに不安を抱える中、研修内容は基本的な知識から合理的配慮まで、幅広いトピックを網羅しています。
具体的な研修内容
研修は、障がいの特性や業務上の困難点を理解するための基礎知識、合理的な配慮の合意形成の重要なポイント、さらに業務指導における初頭介入の重要性など、実務に役立つ内容が多く取り入れられています。また、eラーニングの利点を生かした繰り返し学習が可能なため、知識の定着や理解を深めることができます。
守屋事業部長は、「この研修に参加していただくことで、障がい者雇用に真剣に向き合う企業が増えていくことを期待しています。現場での経験に基づいた実践的な内容が、企業の雇用推進の一助となれば幸いです」と語っています。
まとめ
マイナビパートナーズは、障がい者雇用を真剣に考える企業に対して、障がい者雇用の導入や運営における知見や経験を基にしたプログラムを提供し、正しい知識の普及と受け入れ体制の強化を図っています。今後もこのような取り組みを通じて、障がい者が能力を最大限に発揮できる社会の実現に向けた活動を続けていくことに期待が寄せられています。