男性育休と家事力
2026-09-17 11:46:13

男性育休の新しい潮流と家事・育児力向上に向けた取り組み

男性育休の新しい潮流に寄与する報告



積水ハウスが発表した「男性育休白書 2026」では、未就学児を持つ男性の育休取得率が39.6%と、前年より上昇したことが明らかになりました。この調査は、企業で働く男性が育休を取得する状況の実態を探るもので、2019年から続けられています。

男性育休取得状況の変化



最近では、男性の育休取得が特別なことではなくなりつつあり、育休の取得率は年々増加していることが重要なポイントです。特に、企業での育児に関する理解と制度の整備が進む中、育休取得の形も多様化してきています。例えば、育休の平均取得日数は昨年より約5.7日増加し、27.2日となりました。一回にまとめて取得するケースや、必要に応じて短期間で取得する柔軟性ある取り組みが実施されています。

育児に変化をもたらす要因



また、男性の家事・育児参加率が2019年から32.2ポイント増加し、79.3ポイントに達したことも特筆すべきです。これは、男性自身の意識の変化だけでなく、育休を実際に取得したことによる妻からの評価の向上にも寄与しています。夫が子どもと遊ぶ機会が増えたと感じる人も多く、育児に対するポジティブな影響が広がっています。

心のワンオペ問題



ただ、もちろん課題も残されています。調査では、「心のワンオペ」という問題が浮き彫りになりました。見えない家事・育児、つまり、予定管理や先回りの判断を求められる家庭内の負担を、一人で抱えてしまう状況です。特に、女性の74.5%がこの負担感を感じ、孤独を感じる割合も高いことが分かりました。このような状況では、男女共にコミュニケーションが重要とされています。夫婦間での対話が、心のワンオペを解消する手助けになるとの見解も示されています。

男性と女性の役割意識



家事や育児に関する評価尺度では、男性が育休取得後に家庭での役割を明確にし、パートナーとのコミュニケーションを重視することで、負担感を軽減できることが多くの調査結果から明らかになりました。特に、家庭内のコミュニケーションに満足している家庭では、見えない家事の負担を感じる割合が低いことが示されています。

家事・育児力全国ランキング



この調査では、男性の家事・育児力を都道府県別にランク付けし、2026年には高知県が再び1位に選ばれました。この県では、共働き・共育ての促進に向けた取り組みが積極的に行われており、事業者への奨励金制度などが設けられています。特に、男性の育児休業取得を推進する取り組みが評価されています。

今後の展開



積水ハウスは、今後も男性育休の取得が当たり前となる社会の実現を目指し、育児休暇の充実と運用を推進していく方針です。また、家事・育児の責任を分担し合うことが、育休に対するよい認識を広め、より平等な家庭を実現するための一助となることを期待しています。


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