イマジナが提案する新しい組織マネジメント
最近、インテックス大阪で開催された「第1回 理想の管理職EXPO」において、株式会社イマジナが主催したセミナーが注目を集めました。特に2日目のセミナーでは、「行動経済学」をテーマにし、従来の人材育成論とは一線を画す科学的なアプローチが紹介され、多くの経営層から熱狂的な支持を得ました。
社員の「やる気」を科学的に解明
メインセミナー『「社員が自ら動く組織」の条件とは?行動経済学で読み解く、主体性とやる気のメカニズム』では、イマジナの代表取締役社長、関野吉記氏が登壇しました。このセミナーでは、特に「若手社員の主体性不足」という人事課題に焦点を当て、どうすれば社員が自発的に行動するように促せるかを探ります。
関野氏は、行動経済学の基本原則である「人は論理ではなく、感情と環境によって動かされる」という視点を組織マネジメントに応用しました。具体的には、管理職がどのように「選択のアーキテクチャ」を設計するかが重要であると説明し、無理にモチベーションを高めるのではなく、自然な形で学習する姿勢や貢献の意識を引き出す方法について触れました。この逆転の発想は、多くの参加者にとって大きな気付きをもたらしました。
管理職の役割はブランド保持
セミナー後には、イマジナの「管理職ブランディング」に関する取り組みも紹介され、活発な質疑応答が行われました。多くの企業が「製品やサービスのブランド力は高いのに、採用や定着に苦労している」という問題を抱えている中で、関野氏は、管理職自身が企業理念を具現化する「ブランド」となることで、部下のエンゲージメントを高める手法が効果的であると提唱しました。
行動経済学的に見ると、信頼できるリーダーやインフルエンサーの存在が集団行動を変える要因であることが明らかです。
書籍の人気は学びへの意欲の証
また、関野氏の著書『管理職のチカラ』の無料配布キャンペーンは人気が高く、ブース内では長蛇の列ができました。セミナーの評判を聞いて再度訪れる方や、部下を連れて来る経営者も増え、口コミ効果が明らかになりました。
明日の展望と組織変革のロードマップ
最終日となる21日(金)には、「コミュニケーション」をテーマにしたセミナーも行われ、心理学と行動経済学を組み合わせた実践的な技術について紹介されます。組織の変革を進めるために必要な具体的な技法を伝授することで、参加者の集客や盛り上がりが最高潮になると期待されています。
株式会社イマジナについて
「人に投資することがスタンダードとなる時代を創る」という理念のもと、株式会社イマジナは3,000社以上の企業の成長を支援しています。人事制度の構築や管理職研修、理念策定などを一元的に提供し、経営者の思いを社員に浸透させるための努力を続けています。
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