年内入試における教科学力テストのあり方を探るセミナー
学校法人河合塾が主催するオンラインセミナー『入試での多面的評価支援ミニセミナー』が、11月20日(木)に開催されます。本セミナーは、大学及び高校の教職員を対象とし、年内入試における教科学力テストの新たな評価方法について、さまざまな専門家が意見を交わす機会となっています。
セミナーの背景と目的
近年、大学入試の選抜方法は大きく変化しています。特に、近年の総合型選抜や学校推薦型選抜では、教科学力テストの活用が許可され、26年度からは多面的評価との併用が求められるようになりました。この背景には、社会の変化に応じた教育の柔軟な対応が必要とされているという現状があります。このような状況の中で、教師たちがどのように生徒の学力を評価し、入試に組み込んでいくのかを考えることは重要です。
実際、各大学がこの新しい評価方法に向けた入試方針を発表し、高校においても対策の検討や意見の表明が相次ぐ中、本セミナーはその第一歩となるでしょう。今後の入試制度の方向性について、幅広い視点から議論を展開することを目的としています。
参加者とプログラムについて
本セミナーでは、以下の専門家が登壇し、それぞれの立場からの見解を提供します。
- - 川嶋 太津夫 先生(座長): 神戸大学・大阪大学名誉教授、関西国際大学客員教授
- - 内田 隆志 先生(パネリスト): 全国高等学校長協会会長、東京都立三田高等学校校長
- - 中村 高康 先生(パネリスト): 東京大学大学院教育学研究科教授、大学入試学会副理事長
- - 脇田 貴文 先生(パネリスト): 関西大学入試センター所長、社会学部教授
プログラム
1. 登壇者による話題提供
2. パネルディスカッション
3. J-Bridge Systemのご紹介
セミナーは無料で参加でき、Zoomウェビナー形式で行われます。興味がある方は、11月18日(火)までに申し込みが可能です。詳細な申込ページは
こちらです。
セミナーに期待できること
本セミナーは、大学入試の方針が大きく転換する中、教職員だけでなく、教育に関心を持つ社会全体に向けても重要な議論の場となります。教育関係者が集まり、今後の入試制度の方向性を探るこの機会をぜひ多くの方に紹介していただければ幸いです。
さらに、内田隆志先生がインタビューで回答した教科学力テストについての記事も公開されていますので、興味のある方はぜひご参照ください。詳細は
こちら。
教職員の皆様の積極的な参加をお待ちしております。