AtoJが受賞
2025-11-06 15:58:14

大阪のAtoJが「BUSINESS LAWYERS AWARD 2025」起業部門を受賞

株式会社AtoJが「BUSINESS LAWYERS AWARD 2025」を受賞



大阪市北区を拠点とする株式会社AtoJが、弁護士ドットコム株式会社が主催する「BUSINESS LAWYERS AWARD 2025」において、起業部門での受賞を果たしました。この受賞は、企業や社会に変革をもたらす取り組みを行っている企業法務弁護士を表彰するものです。特に、AtoJが提供するオンライン紛争解決サービス「OneNegotiation(ワンネゴ)」が、少額の金銭トラブルにおいてテクノロジーを用いて「司法へのアクセス」を拡げたことが評価されました。

受賞式は2025年11月5日に東京のJPタワーホール&カンファレンスで開催され、多くの関係者が集いました。代表の森理俊弁護士と冨田信雄弁護士が無事受賞の喜びを共有しました。

受賞理由の背景


AtoJが受賞に至った背景には、少額債権の解決手段が存在しないという社会問題があります。これまで多くの事業者は、少額の未払い債権に対して回収を諦めることが常態化していました。例えば、数千円の未払いに対して弁護士を雇うと、数十万円の費用がかかることもあり、この構造的な問題は事業者にとって深刻です。そこで、AtoJの代表である森が創業した背景には、「少額でも公正な解決にアクセスできる仕組みを作りたい」という強い信念があります。

テクノロジーで実現する社会インフラ


ワンネゴは、法務大臣に認証された日本初の本格的なオンライン調停サービスであり、現役弁護士が開発した高い信頼性を誇るプラットフォームです。特筆すべきは、誰もが利用しやすい社会インフラとしての機能であり、以下のような特徴があります。
  • - 簡単な申立て: 1件の申立てにかかる時間は約3分で、専門知識は不要です。
  • - 高い解決率: 平均で50%以上の債権回収を実現しており、自社での督促が難しい案件でも対応可能です。
  • - 費用対効果: ごくわずかな基本利用料と成功報酬型を採用しており、導入リスクがゼロです。
  • - 業務効率の向上: 自社での督促にかかる業務時間を90%削減できます。また、法務大臣認証により、その信頼性は保障されています。

現在、ワンネゴは蓄積された実績により、累計申立件数は18,000件を超え、2024年度のオンライン紛争解決の取扱実績No.1を達成しました。

フェアな解決を提供する方法


ワンネゴは「対立」ではなく「対話」を重視しています。債権者には業務負担を軽減しなから本来のサービス提供に集中でき、債務者には一方的な請求ではなく、支払い方法を選べる自由を提供します。この設計思想は「誰も傷つけず、誰も諦めさせない」というものであり、社会インフラとしての信頼性を高めています。

今後の展望


受賞を機に、森は「少額だから解決手段がない」という現実を変えていくことの重要性を再確認しました。彼は「すべての人が公正な解決にアクセスできるために、今後も“Access to Justice”を信念に、サービスの向上に努めていきたい」とコメントしています。

まとめ


このたびの「BUSINESS LAWYERS AWARD 2025」起業部門の受賞は、AtoJが果たすべき社会的な役割を再認識させるものとなりました。テクノロジーを駆使し、司法へのアクセスを拡げる取組みこそが、今後のビジネスにおいても重要なテーマになるでしょう。


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