YouTube「バキ童チャンネル」で官能小説が再注目！重版決定の軌跡

YouTubeで話題沸騰「バキ童チャンネル」と官能小説

先日、チャンネル登録者数183万人を誇るYouTubeの「バキ童チャンネル」が、官能小説の名著『官能小説「絶頂」表現用語用例辞典』を紹介し、その動画が爆発的な反響を呼びました。それに伴い、同書籍の売上は急上昇し、重版が決定という快挙を成し遂げました！

この全てのきっかけとなったのは、バキ童チャンネルが配信した「オトナの小説で最強の『絶頂する表現』を選んでバトルしようぜ」という動画です。この動画は、すでに50万回以上再生され、多くの視聴者からの注目を集めました。この内容は、視聴者が本書に載っている言葉を使って、どの表現が一番強いのかを競い合うというもので、非常にエンターテインメント性の高いものでした。

このような特異なテーマへのアプローチは、多くの視聴者の興味を引き、さらなる学びや遊び心を刺激したため、売上はすぐに増加しました。その結果、河出書房新社では在庫が瞬く間に完売し、即重版が決まるという、出版業界でも珍しい事態が発生したのです。

名著『官能小説「絶頂」表現用語用例辞典』とは？

『官能小説「絶頂」表現用語用例辞典』は、永田守弘氏による編纂で、官能小説の重要な要素である「絶頂」の描写に特化した辞典です。1947例もの表現が収録され、姿態やしぐさ、交歓などさまざまな表現形式に分けられており、官能文学の奥深い言語世界を体験することができます。2008年から続くロングセラーの名著として、長年にわたって読み継がれてきた一冊です。

コラボ帯の登場と特別バージョンの販売

今回の重版を記念し、バキ童チャンネルとのコラボ帯が付いた特別バージョンが、2025年3月下旬より販売されることが決定しました。コラボ帯には、動画のQRコードが記載されており、読者はすぐに「官能小説絶頂表現バトル」を楽しめる仕掛けが施されています。この特別版は全国の書店で入手可能となり、品切れの場合にはオーダーも受け付けるとのことです。

更に、『官能小説「擬声語・擬態語」用例辞典』という姉妹編にも同様のコラボ帯が付き、より多くの人々が官能文学の魅力を体験できる機会が提供されます。これにより、官能文学の新たなブームが訪れることが期待されます。

著者や関係者のご紹介

- ぐんぴぃ（バキ童）: 1990年生まれ、福岡県北九州市出身で、青山学院大学経営学部を卒業。彼はYouTubeでの活動を通じて「バキバキ童貞」としてミーム化し、幅広い人気を得ています。
- 永田守弘: 1933年生まれ、2020年に他界。官能小説の第一人者として知られ、数多くの著作を持つ。彼の知識と経験が詰まったこの辞典は、今後も多くの読者に影響を与え続けるでしょう。

このように、YouTubeの発信を通じた官能小説の再注目は、読者に新たな楽しみを提供し、出版業界における新しい潮流を作っています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。