「バルトパビリオン」
2025-01-15 12:37:21

バルト地域の魅力を発信する「バルトパビリオン」とは

2025年大阪・関西万博に出展する「バルトパビリオン」



2025年1月14日、ラトビアとリトアニアは次回の日本国際博覧会で共同出展する「バルトパビリオン」のデザインコンセプトを発表しました。このコンセプト名は「WE ARE ONE」。これはバルト地域が持つ自然、人間、技術の調和を象徴しており、協力を通じてより良い未来を目指す意図が込められています。

パビリオンの魅力と体験


「バルトパビリオン」では、来場者が北ヨーロッパの自然の豊かさや文化遺産を感じ取ることができる展示に心血を注いでいます。このパビリオンは、大阪・関西万博のサブテーマである「いのちを救う」に従って構築され、環境に優しい最新テクノロジーが使用されています。

具体的な展示では、特に目を引くのが「WALL OF THE FUTURE」というインタラクティブなインスタレーションです。訪れた人々は、この壁にメッセージを残すことができ、そのメッセージは時とともに消えていく仕組みです。これによって、動的かつ瞑想的な体験を提供し、バルト地域の革新性とサステナビリティへの取り組みを示しています。

クリエイティブなデザイン


パビリオンのデザインは、ラトビアのデザイナーであり、これまでに数々の国際的な賞を受賞しているアルトゥールス・アナルツ氏が手掛けました。彼によると、「バルトパビリオン」は人々や地域コミュニティに焦点を当て、革新と自然の調和を追求した設計となっています。

バルト三国と日本の関係


ラトビアとリトアニアは、日本との長い友好関係を築いてきました。特に経済や文化的な協力において、互いに補完し合うパートナーシップが成立しています。ラトビアの駐日大使は、今回の万博への参加を通じ、自国の魅力とバルト地域全体としての価値を広める機会にしたいと語っています。

リトアニアもまた、日本との戦略的パートナーシップを強めており、特に文化、経済、安全保障の分野での協力が進められています。リトアニアの駐日大使も、バルト地域の自然や革新を紹介する機会が訪れることに期待を寄せています。

公式発表会とマスコット「バラビちゃん」


発表会は東京・八芳園で行われ、パビリオンのコンセプトが広く知られることとなりました。この場で、「バルトパビリオン」の公式マスコット「バラビちゃん」もお披露目され、来場者に親しみをもって迎え入れられます。

「バラビちゃん」のデザインは、バルト地域の豊かな自然を象徴するポルチーニ茸に由来しています。このキャラクターは、地域の文化とともに親しみやすさを表現しており、自然の大切さを伝えています。

万博の継続的な意義


2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月から10月までの半年間に渡って開催されます。この世博には、160か国と9つの国際機関が参加予定で、全世界から2800万人以上の来場者を見込んでいます。

バルトパビリオンは、各国の企業や起業家が出展し、国際貿易を拡大する貴重なプラットフォームとなることが期待されています。万博を通じて、バルト三国と日本のさらなる関係強化や経済協力の促進が図られ、訪れる多くの人々に新しい刺激と感動を届けることでしょう。


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