「生きづらさ」を「個性」と捉える新たな視点を探るイベント開催

大阪市で「生きづらさ」を見つめ直す特別イベント

2025年12月11日、大阪市中央公会堂にて、障がい者就労支援を行うReSowホールディングス株式会社による「アキラメナイフォーラム」が開催されます。このイベントは、障害支援や就労支援の重要性について考える機会であり、タレントの鳥居みゆき氏をゲストに迎え、彼女の率直な体験談を通じて、「生きづらさ」を新たな視点で捉えることを目指します。

生きづらさと個性の理解

近年、日本では多くの人々が心の不調を抱えているという調査結果が報告されています。厚生労働省によると、精神疾患を有する人はおよそ603万人にのぼり、その中で医療機関を受診していない人も少なくなく、約30%が「相談先がない」と感じているという現状があります。

このような状況下で、見えにくい「生きづらさ」を抱える人々に対する社会の理解と支援がますます重要となっています。鳥居みゆき氏は、ユーモアあふれる視点から自らの経験を語り、参加者に「自分や身近な人の生きづらさ」を新しい意味で受け止めるヒントを提供します。

イベントのポイント

フォーラムでは、ReSowホールディングスの代表による挨拶と、鳥居みゆき氏の講演会が行われます。さらに、参加者同士が意見交換を行い、共に歩む社会づくりを考える場としても機能する予定です。また、イベントの最後にはサイン色紙の抽選会も用意されています。この無料イベントは、福祉業界関係者だけでなく、当事者やその家族、そして支援に関心を持つすべての人が対象です。