遠隔操作機器見学
2025-10-12 16:14:19

岡山大学が長岡技術科学大学で遠隔操作機器を見学し情報交換会を実施

岡山大学が新しい挑戦に向けて地元大学と連携



2025年8月29日、岡山大学の総合技術部は長岡技術科学大学を訪れ、遠隔操作機器の見学を行うと共に、文部科学省が推進する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択された大学との情報交換会を実施しました。参加したのは、長岡技術科学大学、千葉大学、大阪公立大学、九州工業大学の技術部門の代表者たちです。

遠隔操作機器の実体験



訪問の一環として、岡山大学の教授や技術職員は長岡技術科学大学の分析計測センターで、顕微鏡やXRD装置など、数多くの共用機器が備えられた施設を見学しました。特に注目されたのは、遠隔操作が可能な中間PCの設置です。

参加者は、実際にSEM(走査型電子顕微鏡)やEPMA(電子プローブマイクロアナライザー)を使用して、遠隔での操作体験を行いました。この体験を通じて、VPN接続やZoomといった技術がどのように活用されているのかについても理解を深めました。最近のリモート技術の進展は、特に研究現場において新たな可能性を提供しています。

大学間の情報交換



情報交換の場では、各大学の技術職員が自らの組織体制や活動内容について紹介を行い、互いに知識を共有しました。特に遠隔操作技術の教育方法、受託分析、講習会での取り組みが取り上げられ、大学間の協力と連携がさらに進むことへの期待が寄せられました。

岡山大学の総合技術部からは、組織の強化に向けた積極的な取り組みについて紹介され、技術職員同士のさらなる支援や研修の機会が重要であるとの意見も交わされました。この情報交換は、各大学の研究基盤の設備を強化し、連携の可能性を広げるための大きな一歩となることでしょう。

岡山大学の目指す未来



岡山大学は、これまでも地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、多くの革新的な研究に取り組んでいます。今回の活動を通じて得られた知見は、リモートアクセスステーションを活用した研修や分析支援に活かされる見込みです。今後も地域の大学との連携を強化し、技術職員の教育や研究設備の効率的な利用に貢献していくことが求められています。

岡山大学の加藤理事は、「これからも各大学と協力しながら研究大学群の形成を目指し、挑戦を続けていきます」とコメントしています。地域と連携しながら、未来の学術研究を支える地盤を築いていく岡山大学に期待の声が寄せられています。今後の活動に注目です。


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