丸眞株式会社、スタジオジブリと初のテレビCMを制作
愛知県名古屋市に本社を構える丸眞株式会社が、待望の初テレビCMを公開します。スタジオジブリとの豪華なコラボレーションが実現し、きっと多くの人々の心を打つことでしょう。
企業の歴史とパートナーシップ
1966年に創業した丸眞は、タオルを核にした事業を展開してきました。その後、名古屋の企業としての成長を遂げ、さまざまなキャラクターライセンスと提携。1980年代には任天堂や講談社、そしてサンリオといった大手企業とも取引を開始。その後、1994年からスタジオジブリとの関係を築き、『となりのトトロ』などのタオル商品を数多く展開しています。
最近では、同社が愛知県に開園した「ジブリパーク」にもオフィシャルパートナー契約を結び、地域活性化に貢献したいという思いを持っています。
豪華制作陣によるCM
今回公開されるテレビCMは、スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーの発案によるものです。特に注目すべきは、作画をスタジオジブリの作品『君たちはどう生きるか』(2023)の作画監督、本田雄氏が手掛けている点。愛犬をモデルにした本CMの制作に関して、「社内で唯一犬を飼っていたからこそ、描く楽しさがあった」と語っています。
CM内では本物のタオルを背景に使用し、その柔らかさや温かみを伝えています。音楽も特別なもので、ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリストとなり、2025年にはレナード・バーンスタイン賞を受賞予定の角野隼斗氏が制作。
さらに、講談師の神田伯山氏がナレーションを担当しており、映像や音楽だけでなく、言葉からも温もりを感じられる構成となっているのが特徴です。
印象に残るキャッチフレーズ
CMの中で発表される印象的なフレーズ「犬が西向きゃ 尾は東、タオルはまるしん」という言葉は、鈴木敏夫プロデューサーが考案したもので、タオルと丸眞の名を親しみやすく伝えるメッセージとなっています。このフレーズは、タオルがもたらす日常の“当たり前”をユーモラスに示しています。
また、手書き風の「marushin」というロゴは、タオルの柔らかさを感じさせるデザインが特徴で、こちらも鈴木氏が自ら手がけました。
未来を見据えた取り組み
“夢と楽しさにあふれる未来を紡ぐ”という理念のもと、丸眞株式会社は今後もタオルを通じて心に残る製品を作り続けます。
CMは2023年8月8日(金)14:00より公式サイトで公開。現在、中部地区で放送中、関東でも8月22日(金)から放送予定です。ぜひ、映像を見て、丸眞ならではの魅力を感じてみてください。
【CM動画】
ぜひ、この機会に丸眞のタオル製品にも触れてみてください。公式サイトではさまざまな商品が紹介されていますので、そちらも要チェックです。