113万人超え!
2025-10-27 13:48:04

2025大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」来館者数112万人超!海洋保全活動の次なる展開

2025大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」大成功の裏側



2025年の日本国際博覧会、大阪・関西万博が2025年10月13日をもって閉幕しました。本博覧会の一翼を担った「BLUE OCEAN DOME」は特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンとサラヤ株式会社が共同出展した民間パビリオンで、なんと112万人以上の来館者を迎えました。これらの数字は、開催期間中に海洋問題への関心が非常に高まっていたことを示しています。

パビリオンの展示テーマ



「BLUE OCEAN DOME」では、3つのドームを用いた展示が行われました。ドームAでは水の循環をテーマにし、ドームBではプラスチックによる海洋汚染の現状と解決策を紹介。ドームCでは未来に向けた海のネットワークについて提言をしました。多くの方々が興味を示し、国内外の来館者と共に問題理解と連帯感を育みました。

この成果は、2020年からの約5年をかけて準備してきた結晶です。パビリオンの閉幕を経て、関係者に感謝の意を表しつつ、活動は2103年のSDGs目標達成に向けた「ブルーオーシャン・プロジェクト」として続けられます。

海の課題と未来への展望



近年、海洋は気候変動や生物多様性の減少、漁業の衰退、プラスチック汚染といった深刻な問題に直面しています。これらの課題に対して「BLUE OCEAN DOME」が育んだ連携が、解決の第一歩となることを期待しています。海洋資源の持続可能な活用を目指し、手を取り合って進んでいきたいと、その意欲を新たにしています。

2030年を見据えた新たな挑戦



「ブルーオーシャン・プロジェクト」は、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンとサラヤ株式会社が引き続き実施します。このプロジェクトでは、企業や団体と連携し、様々な施策を通じて海洋課題に取り組むことが予定されています。たとえば、長崎県ではプラスチック汚染の削減、北海道や東北では昆布の森再生プロジェクト、和歌山県ではエビの陸上養殖プロジェクトが始まります。この他にも、モーリタニアでの持続可能な漁業や、サステナブルシップの設計、新冷凍技術の普及など、多岐にわたる活動が計画されています。

さらに、リサイクルプラスチックの活用や省プラスチック容器の開発、廃棄プラスチックの再資源化などの取り組みも強化されます。これらの取り組みは、未来の社会に貢献するだけでなく、海洋環境の保護にも寄与することを目指しています。

動画コンテンツで広がる知識



また、大阪・関西万博のレガシーとして、公式YouTubeには200を超える動画コンテンツが残されています。これらの動画は、海洋保全に関心のある方々にとって貴重なリソースであり、問題の解決に向けた知見を広げる貴重な資料となるでしょう。特に、「BLUE OCEAN DOME」での各種講演やワークショップの様子を収めた動画は、今後も活用されていく予定です。

結論:新たな海の未来を共に



「BLUE OCEAN DOME」とその関連プロジェクトは、未来の海洋環境に関する意識を高め、持続可能な習慣を育むことを目的としています。皆様のご協力をいただきながら、共に新しい海の未来を築いていきたいと考えています。

改めて、2025大阪・関西万博での多くのご支援に感謝し、2030年に向けた諸事業の実現に向け、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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