岡山大学の技術職員研修
2025-01-03 01:25:22

岡山大学が技術職員のスキルアップを目指す研究発表会を開催

岡山大学、技術職員の新たな挑戦



国立大学法人岡山大学は、2024年11月6日に津島キャンパス内の創立五十周年記念館金光ホールで「総合技術部研究発表会2024」を開催しました。このイベントの目的は、機器の共用に関する意識を高め、サイテックコーディネーター(SC)との理解を深めることで、技術職員のスキルアップを図ることです。

発表会には、総合技術部のスタッフをはじめ、学内の教職員や学生らも参加。対面で49名、オンラインで30名が集まり、活発な意見交換が行われました。特に、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に基づく、新たな取り組みが課題となりました。

充実した内容の発表



第一セッションでは、新たに移管されたSC・技術職員が登壇し、さまざまな機器共用に関する業務の内容を発表。具体的には、委託分析や分析指導、機器管理、コアファシリティポータル「CFPOU」運用、さらにはSPring-8の利用サポートなどについて情報が共有されました。

続く第二セッションでは、情報工学、医学、理学、社会基盤など多岐にわたる分野から、技術職員が研究成果や業務の実績を発表。質疑応答も活発で、新しい交流のきっかけとなったことが印象的でした。特に、文部科学省の研修生も参加し、意見交換を通じて、他の技術職員の経験や知識から学ぶことができました。

大学の未来を見据えた取り組み



発表会でのコメントが印象的だったのは、文部科学省の櫻井友理希氏の言葉です。「研究力を高めるためには、知識や経験の共有が重要であり、岡山大学の総合技術部の活動が他大学のモデルとなることを期待しています」と述べ、今後の取り組みに期待を寄せました。

岡山大学の総合技術部本部長である佐藤法仁氏は、技術職員が主体性を持って機器共用を進める必要性を強調しました。「個々の活動が組織化されるには時間と労力がかかりますが、段階的かつ戦略的に進めていきたい」と語り、大学全体の研究力を強化するための活発なコミュニケーションを促進する意向を示しています。

新たな研究環境の構築へ



岡山大学は、「研究ファースト」の理念のもとで技術職員のパフォーマンス向上を図るだけでなく、部門横断的な連携を進めることで、組織全体の力を高めることを目指しています。今後の挑戦に期待し、地域中核・特色ある研究大学として岡山大学がますます発展していく姿に目が離せません。

このように、岡山大学の技術職員たちは、革新を追求しつつ地域や社会に貢献する姿勢を持ち続けています。今後も注目されるべき取り組みです。


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