アナログ盤で蘇るすずめのティアーズの名作アルバムの魅力

日本の民謡を新たな視点で届ける、すずめのティアーズ

「すずめのティアーズ」は、ブルガリアと日本の民謡を融合させる独自のスタイルを持ったポリフォニー・ユニットです。ボーカルとカヴァルを担当する佐藤みゆきさん、そしてシンガーソングライターでDOYASA! Recordsの主宰であるあがささんの二人が手掛けるこのユニットは、普段のJ-POPとは異なる深い音楽体験を届けてくれます。

2024年には、彼らの待望の1stフルアルバム「Sparrow's Arrows Fly so High」がリリースされ、瞬く間に話題を呼びました。このアルバムは、Transglobal World Music Chartに連続チャートインし、ミュージックマガジン「ベスト・アルバム2024」では歌謡曲/J-POP部門で堂々の第1位を獲得。また、NHK FMラジオ「ウィークエンドサンシャイン」ではリスナーが選ぶ年間ベストアルバムの第1位にも輝くなど、国内外で高い評価を得ています。

アナログレコードのリリース

その後、多くの音楽ファンからの熱い期待に応え、2025年4月12日（土）にはこの名盤がアナログ盤として発売されることが決定しました。全曲新たにマスタリングを施したアナログ盤は、まさにこの作品の決定版と言えます。アートワークにはA式ジャケットとオビが付属され、町田康による帯コメントも再現されています。限定プレスでの登場ですので、手に入れる価値は大いにありそうです。

収録曲

アルバムには、バルカン地方の民謡を含む多彩な曲が収録されています。A面には「かわいがらんせ」や「ザラ板節」、「ひえつき節」といった日本の民謡がラインナップされており、B面には「糸繰り節」や「秋田大黒舞」などの楽曲が楽しめます。すずめのティアーズならではのハーモニーとリズム感を堪能できる内容となっています。

発売記念イベント

このリリースを記念して、2025年4月28日（月）には高円寺のJIROKICHIにて発売記念インストアイベントが開催される予定です。詳細は後日発表予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

音楽が生み出す独特の空間に、一度足を運んでみるのも良いかもしれません。すずめのティアーズの音楽は、私たちに新たな視点で民謡を楽しむ機会を提供してくれることでしょう。彼らがどのように日本の音楽シーンに影響を与えていくのか、今から目が離せません。