豊中市とサエラ・ウエル清光会グループの新しい連携
豊中市は、地域の安全と安心を確保するために、保険薬局や特別養護老人ホームを運営するサエラ・ウエル清光会グループと包括連携協定を結びました。この協定は、両者が力を合わせて地域に貢献することを目的としており、特に多世代間の交流や支援を強化することが期待されています。
協定の概要
この度の協定は、サエラ・ウエル清光会グループが自治体と包括連携を結ぶ初の試みです。これにより同社が管理する施設の空きスペースを「多世代交流カフェ」として開放することが決定されました。ここでは、高齢者から子供まで、様々な世代が集い、交流を深めることができる場を提供します。
また、災害時には自力での避難が難しい高齢者や障がいのある方々を支援するために、移送協力や避難場所の確保も行うことが約束されています。このように、地域の人々が安心して暮らせる環境を整えるための取り組みが進められています。
協定の目的と内容
具体的な協定内容としては、以下の7項目が掲げられています。
1. 健康増進・疾病予防に関する取り組み
2. 子育ち・子育て支援の強化
3. 高齢者支援の充実
4. 地域の活性化を目指した施策
5. 災害対策と防犯の施策
6. 豊中市の魅力向上や情報発信
7. 必要に応じたその他の協力
これらの項目は、単に交流の場を作るだけでなく、地域全体の健康や生活の質を向上させることを意図しています。様々な世代が共存し、お互いに支え合う地域社会を目指すのです。
協定締結式のご案内
この新たな取り組みのスタートに合わせて、協定締結式が以下の日程で開催されます。
- - 日時: 令和7年1月30日(木)13時から13時30分まで
- - 場所: 豊中市役所 第一庁舎3階 秘書課 第一応接室
- - 出席者: サエラ・ウエル清光会グループ代表取締役 小池由久氏、豊中市長 長内繁樹氏
この機会を通じて、地域の皆さまがこの協定の意義を理解し、多くの方に参加いただけることを願っています。豊中市は、今後とも地域住民が安心して暮らせる社会づくりに取り組んでいきます。すべての世代が共に支え合い、助け合う地域の実現を目指すこの新しい取り組みにご期待ください。