渋谷で開催!生と死の循環を考えるトークイベント
12月7日(日)、東京都渋谷区にて、「生と死の循環」をテーマにしたトークイベントが行われます。本イベントでは、循環葬を提唱する2人の僧侶が招かれます。彼らは、日本各地の寺院での経験を基に、弔いや葬送が現代でどう変わってきたのか、またそこから私たちがどのように生きるべきかについて語ります。
開催の背景
日本の高齢化が進む中、2040年には死亡者数がピークを迎えると予測されています。これに伴い、墓地不足や後継者問題も深刻化しています。「自然に還りたい」「家族に負担をかけたくない」という思いから、自然葬への関心が高まっているのです。しかし、同時に林業の衰退や放置された森林の増加も見逃せない問題となっています。こんな時代の中、at FORESTでは「循環葬®︎」を通じて、森の再生とともに新しい形の葬送を模索しています。
本イベントの登壇者は、日蓮宗霊場 能勢妙見山の副住職、植田観肇氏と、南房総市真野寺の住職、伊藤尚徳氏。双方の僧侶はそれぞれの場で日々祈りを捧げており、彼らの視点から「自然に還る」というテーマで、生と死の関係について深い対話を繰り広げます。
イベント詳細
- - 日時: 2025年12月7日(日)13:00〜15:00(12:30開場)
- - 場所: 渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア 1F FabCafe Tokyo
- - 参加費: 1,500円(ワンドリンク代込み)
- - 申込方法: Peatixよりお申し込みください
登壇者プロフィール
植田観肇
日蓮宗霊場 能勢妙見山 真如寺 副住職。国内大手電機メーカーを退社した後、日蓮宗大荒行堂での厳しい修行を経て、妙見山のブナ林を守る「能勢妙見山ブナ守の会」の創設メンバーでもあります。
伊藤尚徳
南房総市真野寺 住職。修験道の修行を経て、国際仏教学大学院大学で博士号を取得。さまざまな仏教思想への関心を深めながら、文化・精神的な視点から葬送について探求しています。
at FOREST株式会社について
at FORESTは、循環葬®︎RETURN TO NATUREの事業を通じて、沈静化した森や墓地の問題にはなにがしらの解決策も提案し、「森と生きる・森に還る・森をつくる」をテーマに森林づくりに貢献しています。具体的には、お墓の新たな選択肢として土壌に埋葬される新しい葬送のかたちを提供しており、その活動の一環でこのトークイベントも開催されます。
このイベントは、私たちが「死」をどう受け止め、どう生きていくのかを考えるきっかけとなります。参加費は1,500円とお手頃。気軽に参加できるこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。それでは、皆様のご参加をお待ちしています!