キユーピーが進める再生可能エネルギー100%の取り組み
キユーピー株式会社が、2025年までに全国10カ所の事業所で、使用電力を実質的に再生可能エネルギー100%に切り替えるという壮大な計画を発表しました。この取り組みは、同社が掲げるCO2排出量削減の一環として、環境負荷を軽減し持続可能な社会の実現を目指すものです。
取り組みの背景
2022年にはすでに、キユーピー神戸工場でネットゼロを達成。これを皮切りに、2024年9月には三田工場、2025年1月には鳥栖工場での切り替えが予定されています。同年4月にはさらに7つの事業所も実質再生可能エネルギー100%に転換される見込みです。全体として、約2万トンのCO2削減が見込まれています。
対象事業所と導入スケジュール
この再生可能エネルギーの導入は、以下の10の事業所で行われます。
- - 2024年9月:キユーピータマゴ株式会社 三田工場(兵庫県)
- - 2025年1月:鳥栖キユーピー株式会社(佐賀県)
- - 2025年4月には以下の7カ所が続きます。
- キユーピー五霞工場(茨城県)
- キユーピー中河原工場(東京都)
- キユーピー泉佐野工場(大阪府)
- 階上キユーピー株式会社(青森県)
- 株式会社旬菜デリ 昭島事業所(東京都)
- 株式会社サラダクラブ 中河原工場(東京都)
- キユーピータマゴ株式会社 府中工場(東京都)
- - 2025年11月にはアヲハタ株式会社ジャム工場(広島県)も加わります。
実施方法と協力電力会社
このプロジェクトの実施にあたり、キユーピーグループは各地域の電力会社から再生可能エネルギーメニューを購入する方針です。協力を得る企業には、東北電力、東京電力、関西電力、中国電力、九州電力が名を連ねています。
サステナビリティへのコミットメント
キユーピーは、大手食品メーカーとしての社会的責任を果たすため、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷を低減する取り組みを継続していくことを約束しています。2030年度までにCO2排出量を2013年度比で50%以上削減するという目標も掲げており、今後の展開に期待が高まります。
このように、地球環境を意識したビジネスモデルは、キユーピーの未来を形成する重要な要素となることが期待されています。私たちもこの取り組みを応援し、一緒により良い未来を目指していきましょう。
さらに詳しい情報は、
キユーピーのサステナビリティ目標をご覧ください。