岡山大学が受賞した「おかやま健康づくりアワード2025」
国立大学法人岡山大学が、岡山県と健康おかやま21推進会議が共同で主催する「おかやま健康づくりアワード2025」の職場部門で栄誉ある受賞を果たしました。この受賞は、大学が行ってきたメンタルヘルスやフィジカルヘルスの充実を目指す取り組みが評価されたものです。受賞式は2025年9月30日に岡山県医師会館の三木記念ホールで行われました。
岡山大学の健康づくり計画
岡山大学は、2011年に策定した「岡山大学における心の健康づくり計画」や2014年の「心の健康宣言」に基づいて、学生や教職員のメンタルヘルス向上に向けた施策を進めています。具体的には、安全衛生推進機構保健管理部門が中心となり、ストレスチェックの実施や集団分析の活用、メンタルヘルス研修の充実に努めてきました。
このような取り組みを通じて、業務や学業におけるストレスの軽減を図り、心身の健康をサポートする体制を構築しています。今後も健康的で安全なキャンパスづくりを進めていく意向を示しています。
表彰式の様子
表彰式には、安全衛生推進機構長を務める小代哲也理事が出席し、岡山県知事の伊原木隆太氏より賞状と記念品が授与されました。小代理事は「健康と安全はすべての活動の基盤であり、両方の側面からサポートできる体制を作ってきたことが評価されたことを大変嬉しく思う」と語り、今後の発展に対する決意を新たにしました。
社会へ向けた期待
健康おかやま21推進会議が主催するこのアワードは、地域の健康寿命を延ばすため、職場や地域での健康づくり活動を積極的に行っている団体を表彰するものです。岡山大学が受賞したことは、他の教育機関や社会全体に向けたメッセージとも言え、今後も地域の健康促進に寄与することが期待されています。
岡山大学の今後の取り組み
岡山大学は引き続き、地域中核・特色ある研究大学として、安心・安全なキャンパス環境の整備に注力します。具体的には、メンタルヘルス支援の強化やフィジカルヘルスを考慮した包括的なサポート体制の構築を進め、学生や教職員の健康を守る取り組みを継続していきます。また、地域における健康づくり活動の模範として、さらなる努力を重ねる意向です。
今回は受賞を通じて岡山大学の健康づくりに対する熱意が再確認され、今後の展望に期待が寄せられています。地域社会の健康推進や持続的な発展に向けて、岡山大学の貢献が続くことにぜひご注目ください。